最近、USドル建保険の積立利率が高くなっています。
米国系保険会社のUSドル建て保険(終身保険)を2つ契約しているのですが、この数か月、3.5~4.3%という高い利率で推移しています。
最初に契約した商品は2%代後半、そして先般追加した契約は3%代後半です。
今の積立利率の高さをみると「早まった!」という悔しい思いですが、相場は読めませんし、結果論で致し方ありません。
今回は外貨建て保険に対する考え方について書きます。
USドル建ての保険商品のリスク
いまのUSドル建ての商品は、金利を考えると悪くはありません。
ですがこうした商品は「外貨建てで危険だ」という情報がネットに溢れています。
その前提は契約時に円からドルに交換し、また満期を迎えたらドルから円に換えて受け取るということで発生する為替リスクです。
満期時に円高の場合は、円に戻すと元本割れとなるケースがあるからです。
ですが、こういった商品はUSドルで受け取ることができます。
その場合は途中解約をしなければ元本割れのリスクはない安全な運用です。
問題は、USドルで受け取ってどうするの?ということです。
ライフスタイルでリスクヘッジ
僕はそこを割り切って、ライフスタイルでリスクをコントロールしようと考えています。
つまり、満期時の受取り設定はドルとしています。
もし満期時点で円安ならば運用利率に加えて為替差益で増加分の2重どりで利益確定します。もし円高になっていれば、円転せずにドルで使うと割り切ります。
もともと、海外あちこちと旅行したり、場合によっては将来はプチ移住も考えているので、ドルを持っていることでの使い道があるからです。
僕のリスクヘッジライフ
そこでドルで使う方法をあらかじめ考えてみました。
・USドルでハワイ旅行とかで使う
・USドルをEURO、バーツ、ペソなど少しでも優位な通貨にして使う
→ タイならプーケットやサムイ島とか。。。
・株式なりで再投資する
というものです。
どこでリスクを取るかの問題でしかない
アーリーリタイアをしていればライフスタイルに自由度があるので、外貨商品に限らず、投資リスクを吸収する方法がいろいろとあります。それが投資上の強味となります。
投資家は、ある決められた期間に利益目標を達成しないといけないので、どうしても利益確定がつきまといます。
「いつか使う」という保有方法はできません。
そこが、投資家ではなくリタイア生活の融通の利く強味です。
終わりに
10年先の経済がどうなるかは天才経済学者ですら予測不可能です。
だったら、10年後の経済次第で、自分の生活場所や旅行先を決めるのも、ある意味、経済との一期一会っぽい人生で面白いかなと思っています。
生き方には選択肢があるので、投資をそういった人生ポートフォリオに組み込むと、少しばかり気楽になります。