2022年12月30日、東京株式市場も2022年の最後の取引を終えました。
明日は休場ゆえ、毎月末に実施している総資産額の確認を本日やってみました。
そして、アーリーリタイアをした2022年4月以降の資産推移がどうなったか振り返りました。
資産推移の基準値
退職したのは2022年3月31日です。
アーリーリタイアをした時点の資産額の基準値を2022年5月末時点の資産にしました。
3月末ではなく5月末として2か月のずれがあるのは、退職後、4月~5月にかけてはいろいろと大きな入出金があり、それらが落ち着くまでの所要時間のようなものです。
例えば、退職金の受領、税金の還付や支払い、僕の場合はさらに海外勤務から帰国するときの立替払いの清算から、車や家電製品も買ったりと、入金も出金も激しい2か月でした。
それゆえ、2022年5月末をリタイア時点の資産額として基準にして、そこからの増減を今後、定点観測していくことにしました。
資産額の推移
2022年5月末の基準値(100%)に対し、2022年12月末までの7か月間で、金融資産(*)は89%となりました。つまり11%も減少しています。
*国内外の預貯金、株式、債券、投資信託、積立年金(満期までは支払総額で仮計算)、終身保険(積立総額)、会社の積立等。
なお、この金融資産の減少分は海外不動産(プーケット)の投資にかかる支払いも結構、効いています。
物件は現在建築中で、2022年6月以降、着手金と2回の支払いを終えています。その支出をキャッシュで行うので資産が減りますが、投資分の不動産評価額はゼロとしています。実際、そうならないともわからないので。
この投資金額分を加えれば、5月時点と12月末時点はほぼ同じ資産額です。
アーリーリタイアで給与収入がゼロすが、こうして7か月、資産が減らずに均衡しているのは、
・資産所得
・5月時点の為替レートよりも現在は少し良い
ということです。
あくまでも帳簿上なので、今後、円高に振れると資産額は減ってみえますが・・。
各月の資産額推移
2022年5月末 100%(100%)
2022年6月末 101%(101%)
2022年7月末 93%(100%)
2022年8月末 92%(101%)
2022年9月末 92%(101%)
2022年10月末 91%(102%)
2022年11月末 91%(101%)
2022年12月末 89%(100%)
なお、( )のなかは今年6月からのプーケット不動産投資支出を含めたものです。
今後の支出の増大に対する構え
今後も支出が増えることに耐性を持っておかなければいけません。
そもそも、リタイアしたからとお金を豪快に使って優雅な日々を送ろうなんて思っていませんですし、倹約をしながらメリハリある使い方をしています。
なので大きいのは、今後半年の間にでる不動産投資の支払いです。まだ残高は取得額の55%相当なので重くのしかかります。
3つある終身保険のうち1つは年払いをあと数回、満期を迎えるまでに必要です。それも、そこそこの金額です。
理由があって、資産額の50%近くは現預金、そして残りは外貨、株式・投資信託等の変動しうるものです。
現預金比率が高いのは理由があります。
変に儲けようと投資で冒険するよりも、元本割れが少ない安全資産で運用することに少しウエイトを置きだしているからです。
それと、まだまだ株式相場はいずれ買いのタイミングがくるとふんで、当面は待ち(現金ポジション)を続けているためです。
他にも、いろいろな世の中の変化が起こったときに投資しようと、待っているためです。(具体的な仮説を幾つか置いていて、即実行できるようにしています)
正しい判断かどうかは、まだまだわかりません。
終わりに
以上のように、不動産投資分が焦げ付いて全損となることだって可能性としてはゼロではないので、一喜一憂しないように心構えをしています。
また、更なる円高や市場の混乱で資産評価額が下落することもありえます。
2023年はもっと最悪のシナリオもあると腹をくくって、最悪ケースのシュミレーションもしておかないとは思っています。