電気代が高騰しています。
しかも今年の4月(北海道と東京は6月)から更なる値上げが予定されています。
家計に重くのしかかる電気代。既に節約のため試行錯誤されている方も多いと思います。
そこで今回、電気代の節約としては少し盲点である「待機電力を減らす方法」をご案内します。
待機電力とは
待機電力とは、電気製品をコンセントに繋いでいるだけで消費する電力のことです。
電気製品の表示機能、タイマー機能、リモコン機能など、それを維持するために電力が消費されます。
たとえ使っていなくても、コンセントに繋いでるだけで電気が消費されるなんてバカバカしいですよね。
ちなみに、待機電力の消費量は、世帯の全消費電力量の5.1%と言われています。
*一般財団法人省エネルギーセンター2012年度待機時消費電力調査より。
待機電力の多い電気製品ランキング
待機電力の多い電気製品は以下の通りです。
家庭の全待機時消費電力量を100%とした場合、それぞれ、
・ガス温水器(ガス給湯器とガス給湯付き風呂釜を含む):19%
・テレビ:10%
・冷暖房兼用エアコン:8%
・電話機:8%
・BD・HDD・DVDレコーダー:6%
・温水洗浄便座:5%
*調査は実際の家庭が所有している機器を測定しているので最新機種とは限りません。
どの家電製品をシャットダウンすべきか
電気製品のうち、待機電力が多いからといって、ガス温水器のように頻繁に使う製品の電源コンセントを抜いてしまうといざ使うときに不便です。
また、電源コンセントが接続されていることが性能上、望ましいもの(エアコン、検知器など)のコンセントを抜くことは動作の支障となります。
よって、僕が実行しているのは、
①頻繁に使う家電製品で、基本はコンセントにつないでおくが、外出や旅行などに出かけるときに通電をシャットダウンして節約するもの
→テレビ、ステレオ、音響機器、ゲーム機等々
②常時使わないので、いざ使う時に手軽に電源オンにしたいもの
→加湿器、除湿器、ディフーザー、間接照明等々
と分けています。
これを、電源タブレットを使って簡単な操作で対応できるようにしています。
電源タブレットの個別スイッチでオン・オフする
僕が実践しているのは、スイッチ1つで通電のオン/オフをできる個別スイッチの電源タブレットを使うことです。
これによって、いちいちコンセントを抜く必要もなく、在宅時は不要なものは電源をオフにしています。長い時間の外出や旅行時には全部の電源(一括集中スイッチ)を落としています。
こんな感じの製品です。
コンセントを都度、抜くような方法では、コンセントがだらんとぶらさがったり、場所によってはどこか物陰の壁際にコンセントの差込口があって届かなかったりと不便です。
最近は待機電力の少ない製品もあるので、そのあたりも調べながら、何をつなぐかを検討したほうがいいですね。
電気代が高騰するなかのちょっとした倹約として検討してはいかがでしょうか。
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