リタイアしてからまる9か月が過ぎました。
今回は、リタイア生活についての反応で、勘弁して欲しいと思うトップ3の言葉について書きます。
毎日やることがないでしょう
正直いうと「仕事をしていなければやることがない」という発想そのものにびっくりです。
もし仕事以外に何もすることが無い人生を送っているとしたら、その人は何のために生まれてきたのだろうと驚きます。
そこで「週末はどう過ごされているのですか?」と聞きかえすと「疲れているから寝て過ごす」との回答です。
僕もサラリーマン時代、仕事が忙しくて週末を寝て過ごしたこともあります。そういった時間も必要なことは理解しています。
ですが・・・リタイアした人に「毎日やることがないでしょう」と聞く前に、まずは週末にやることがない生活を全力で改善すべきだとは思います。
時間や余暇に対する価値観の違いなのでしょう。
社会との接点がなくなる
これも良く言われるのですが、会社を離れると社会との接点がなくなるのか疑問です。
もしリタイアをして以降、毎日部屋に閉じこもり、食事はUberEatsで配達してもらい、誰とも話すこともない生活をしていれば、社会との接点というより、人との会話はなくなるかもしれません。
人との会話という意味では、引きこもりがちな性格の人ならば、オフィスにいても誰とも積極的に会話を交わすことはないでしょう。
会話を楽しむか否かはその人の好き嫌いもありますし、強要するものでもありません。
人との会話ではなくて、社会との接点というなら、ますますわかりません。
仕事をしていたころ「社会と接点を持っている!」という感覚を持ったことがありません。
仕事以外の平日夜や週末も、趣味のスポーツで人と交流がありましたし、株や不動産投資でなにかと情報収集をします。投資活動を通じて社会貢献の一部にもなっていると感じます。
でもそれは当たり前の感覚で「社会と接点を持っているぞ」なんて感じはしませんでした。
リタイアすることで「社会との接点がなくなる」というのはよく理解できない言葉です。
働かない生活をすると老化が早い
老化は脳の老化と体の老化があります。
脳の老化は、仕事で脳を休ませながら働いている人のほうが、充実したリタイアライフを送ろうとしている人よりも老化が早いと思います。
ちなみに人間の脳は、経験を積み重ねることでたとえ年齢をとっても伸びていく機能があります。
それは「結晶性知能」というものです。
言語力や理解力、洞察力、社会適応力、コミュニケーション力といった能力が含まれます。
ある程度の年齢までは脳は衰えないと思います。
では体の老化でしょうか?
加齢によって細胞の機能が低下したり数が減ったりする生理機能の衰退が体の老化です。
「糖化 (= 細胞がこげること)」 「酸化(=細胞がさびる こと)」「炎症(=細胞 が火事になること)という老化3大原因があると言われます。
こうした機能低下は、食生活や運動の習慣が大きく影響します。
リタイアすることで、仕事をしているより自由に時間を使えるので、運動や習慣をより多く取り入れて健康になることができると思っています。
もちろん、自分のありようです。
おそらく言ってることは、単純に「やりがいの無い時間を持て余す毎日だと老けるのが早い」ということだと思います。
それは生き方の問題であって、リタイアの問題ではありません。
終わりに
3つの言葉のどれもが、その人の在りようで変わるものです。リタイアをしたからといって遭遇してしまう問題ではないかな〜とは思っています。
1 件のコメント:
仕事してたら疲れ果てて運動とかする気力ないからね
リタイアしたら筋トレや運動する習慣ができて若返ったよ
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