完全リタイアをすると、当然ですが、自由な時間が増えます。
すると時間が増えるなりに「サラリーマンの頃とは違った仕事が出てくる」という落とし穴があります。
もし僕が夫婦生活や子供がいる生活をしていたのなら、きっと家事や子供関係の仕事が増えたと思います。
ですが僕は独身生活。会社や家庭の仕事が押し付けられることはありません。
それでも、少し違った「仕事」が出てきます。
今日はアーリーリタイア者にありがちな「仕事」について書いてみます。
食事会や飲み会の幹事役
同世代は仕事をしている人がほとんどです。
そうした仲間と食事会や飲み会をする時は、やはり、時間に余裕のある僕が幹事役を引き受ける機会が増えてしまいます。
幹事役も真剣にやると、かなり時間も労力も使います。
少しでも良い会にしようと思えばなおさらです。
参加者のアクセスが良い場所の選定、コスパの良いお店の選定、食べログのレビューでいちいち裏を取ったり、2次会に流れるとしたら周辺のお店はどこで、急に予約を取れるか・・。
ふと、サラリーマン時代の新入社員だったころ、部の忘年会や送別会の幹事役をやらされたことも思い出します。
ですが、あの頃と今はかなり違います。
昔はお店の「下見」や「試食」をして本当にお勧めできるか調べました。
いまはネットで情報を集めれば、お店の雰囲気も料理の味も検討がつけば、予約もオンラインでできるので本当に便利になったなと感じます。
マンションの理事会
マンションによってはマンション居住者で構成する独自の管理組合があります。
管理組合は、理事長や特定の役割を持った責任者が任命され、マンションの維持・管理業務を取り仕切ります。管理会社と交渉したり、管理費や積立金の管理、マンション内のさまざまな問題に対処したり、管理規約を改定したり。
僕はこうした役回りはしていませんが、周囲のアーリーリタイア者で、積極的に手を挙げて管理組合の責任者となっている人もいます。
マンションによっては管理組合を手伝う人がいなくて「アーリーリタイアをした」という情報をかぎつけると、現管理組合の人から個別に声をかけられて、次期交代時に立候補をするようにと頼まれることもあるようです。
学校のPTAもそうですが、こうした集まりが好きで、交友範囲を広げたいという人にはうってつけかもしれません。
でも僕はひっそり住んで、自分の自由時間を確保しておきたい方ですが・・。
アーリーリタイアで増える仕事のメリット
こうした幹事、管理組合、PTAなどの仕事は、会社の仕事とは違って「やるだけで人に感謝される」というメリットがあります。
現役時代は給与をもらう以上、成果を出すのが当たり前のように期待されますが、リタイア後はこうした仕事が増えますが、それをやるだけで感謝をされ、また、やり遂げたあとの心地良さは格別です。
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