アーリーリタイア後の6か月間(2022年6月~12月)の生活費を把握分析してみました。
リタイア前に想定していた生活費と現実の生活費でギャップがないかを把握するのはとても大事です。
残念な結果に、想定よりもやや支出が多い状況でした。
リタイア後の6か月間の家計収支と全国平均との比較
半年間の家計収支の平均は178,106円/月(居住費は含んでいません)です。
これは、総務省のデータにおける2人の世帯の月平均の生活費(293,379円)よりは安いですが、その単身世帯(163,782円)よりも少し高い数字です。
総務省のデータは、全国の幅広い年齢層の平均値なので、僕が住む東京の居住費はどうしてもそのデータ(1.7~2万円の居住費)よりもずっと高くなるので外しました。
居住費を除き、基本的な生活に関わる費用(食費、光熱費、日用品費、服飾費、医療費、交通費、教育費等)としての比較をメインにしてみました。
個々の家計収支の状況について
世間一般と比較して個々の項目を比べました。
★世間の平均値とさほど差がないもの
・光熱・水道費(10,187円)
・日用品費(11,948円)
・服飾費(6,890円)
・医療費(7,085円)
★世間の平均値より少ないもの
・食費(32,852円)
スーパーで食材を買って自分で作る単身生活なので(1人外食は稀なので)、この部分は世間一般よりも安いです。
友人等との外食費は娯楽費に含めているので、そちら側で費用がたっています。
・交通・通信費(8,182円)
インターネットはマンションで特別契約をしていて安かったり、スマホ代は格安SIMを使っているので安くなっています。
また交通費が安いのは、東京生活の移動は都内が中心(短距離)なので電車代もさほど高くないというのもあります。
★世間の平均値より大きいもの
・教養娯楽費(53,731円)
・旅行代(153,659円)
リタイアによって時間があるので、旅行に行ったり、旅行先で娯楽などの費用も出てしまいます。その分、在宅時間が少なくなり食費や光熱費が減っています。
2022年後半期は旅行が集中していた(マイル修行をしていた)ことで旅行代が突出していますが、2023年に入ってからは少な目のスタートです。
★今回、少し特殊なもの
社会保険(40,351円)
ここには社会保険とともに医療保険も含めていました。
その医療保険は昨年末に見直しをかけてかなり減らしたので、今後、この数字が下がるはずです。サラリーマンを辞めて収入が少ないと、高額医療制度での優遇があるので、民間の医療保険はさほど必要ではありませんでした。
豊かな生活を感じるための支出のメリハリについて
東京の独身生活は、他の地域に比べて割高なことが多いと思います。
そうした条件をかんがみると、家計収支はしっかり締めてやりくりしているとは思います。
ただ一方で、メリハリをつけていて、旅行代と娯楽費が突出するのは、「今の健康年齢のうちだからこそできること」という時間的制約のあるものに意識して積極的に使っているところです。
また、資格試験の受講料、料理教室やらの教育費(6,867円)も、控えめながら、リタイアならではの支出科目が出ています。
こうした生活に潤いを与える支出をしながら、一方では引き締めることが大事だとは思います。
以前にこれらの趣味について記載しています。
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