電気代の高騰が続いて家計に厳しいですね。
WATARUは東京電力のスタンダードプランを使っていて1月分の使用量が269kWh(キロワットアワー)で請求額は12,466円でした。
自宅はオール電化でガス代が無いこと、アーリーリタイアをして在宅時間も多いことも踏まえるとかなり安いかもしれません。1人分だいうこともありますが・・。
なお、今後も電気代は上がります。今年1月から適用されている政策的な補助もいずれ期限がきますし、電気料金は認可制なのですが大手電力会社10社のうち6社が4月または6月からの値上げ申請を行っています。
ということで、電気の知識をつけて節約する方法を知ることは今後も重要なことです。
今回、電気代の明細をみながら節約マインドを高めようと思い、それを記事にします。
電気代の構成要素は?
WATARUが契約している東京電力のスタンダードプランも、他の地域電力会社も似たり寄ったりですが、電気代の構成は、
月額費用=(①基本料)+(②電力量単価x使用量)± (③燃料費調整額) + (④再エネ発電賦課金)
なお、利用によってプランが沢山あり、以前は平日日中は仕事で不在だったので、朝晩に安い(日中高い)単価となっているプランを使っていました。
いまはアーリーリタイアで平日日中も在宅するので、スタンダードプランにしています。
これもいずれ見直す必要があるかもしれません。
電気代のどこが高く、どこを削減できるか?
さて、僕の269kWhの使用量で請求額が12,466円ということですが、それを分けると以下となります。
①の基本料は1,716円。契約が30Aで、それはいまの使い方では動かしようがありません。
②の電力量は6,328円。この使用量は使えば使うほど単価が高くなる(他のプランも同様のものが多い)となっています。
③の燃料費調整額は3,494円。ずっと以前はマイナスだった(調整で減額されていた)のですが、電力調達に関わる社会情勢や為替の影響で昨今はとても高くなっていますね。
④の再エネ発電賦課金は928円。再生可能エネルギーの固定価格買取制度で発生する電力会社等の買取費用を負担するものです。その施策の納得感に関わらず発生してしまいます。
ということで、1月分の使用量が269kWで、②の電力量だけでなく、③燃料費調整額も、④再エネ発電賦課金も、その使用量に連動しているので、とにかく「使用量を下げる」しか対抗策はありません。電力量を下げると、3段階制の高い単価部分から減るので効果は大きいです。
電気代を削減するには
WATARUの電力量が269kWhで、基本料を除く料金が10,750円です。
つまりkWhの単価で40.0円です。
つまり、1キロワットを1時間使って40円ということです。
電気代について、どの電気製品をどのぐらい使うと、幾らになるかの概算を頭に入れると節電につながると思います。
なお、他にも節電はいろいろありますが、今回はこの電気製品の使い方と電力量に絞ります)
電気代の計算
電力量の1kWh=40円とは、1キロワットアワー、つまり1,000Wを1時間使った消費電力が40円ということです。
計算式では、
電力量=<消費電力(kW)> × <使用時間(時間)> × 料金単価(40円/kWh)
例えば、消費電力が500Wの電子レンジ(つまり0.5kW)を1分間使うと、
=0.5(kW) × 1分/60分(使用時間)× 40円(料金単価)
= 0.333円。
では、一般的なドライヤー(1200W=1.2KW)を10分使うと、
=1.2×10/60×40=8円
わかりやすくいうと、1時間使って幾らかで考えることです。
500Wのレンジを1時間使って温めると20円。
1000Wのドライヤー(やや弱い風)で1時間使うと40円。
安いようで、でもあちこち電気を使うのでチリも積もって高くなるのですね。
電気製品ごとの1時間当たりの料金一覧
ということで、1時間(WATARUの自宅では40円分)の使用可能時間でまとめてみました。
これを頭にいれると、どこをどう要領よく削るかのポイントがわかります。
なお、電気製品によって違いもありますし、最大時、通常稼働時、待機時で消費電力も異なりますが、ざっと参考になればと思います。
終わりに
生活のなかで度々みかけるワット。それをキロワット換算にして何分使うか(1時間1000Wで40円)でざっと料金がわかると思います。
やはり恐るべしはエアコンですね。
電気製品は待機中も消費しているので気を付けてください。
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