大学時代は「時間はあるがお金がない」。社会人時代は「お金はあるが時間がない」。
といったことで、人生での「幸福の方程式」はなかなか成立しませんでした。
ですがリタイア生活で「時間」と「お金」という要素があったうえで、「あとは何があれば幸せか?」と考えると、割と簡単に「人生の幸福の方程式」を構成する「変数」が見えました。
人によって違いはあるとは思いますが、僕の場合は、
幸せ=(時間)x(お金)x(仲間)x(健康)x(勢い)
という五角形の面積が大きいことです。
人によっては、5角形なり3角形なり、形は違うと思いますが、そうした価値観に気が付くことが大事なのだと思います。
今回、この考えに至った理由を書きたいと思います。
大学生時代-時間があるがお金がない
大学生の頃は、「時間はあってもお金がない」あるいは「やりたいことが見つかっていない」というアンバランスな時代でした。
それゆえ、時間を無駄にしてしまったと反省しています。
ただ、お金が無いなりに、高円寺や荻窪に下宿している友人宅で頻繁に夜会をしては、朝までうだ話しをしたことも楽しい思い出です。
この時の幸せは、お金がなくても、時間と仲間がいる、ということだと思います。
社会人時代-お金はあるが時間がない
一方で、社会人時代は「お金はあっても時間がない」という状態です。
入社してから結婚するまでは出費には無頓着でした。
限られた時間を思いっきり遊ぶために無駄な支出も惜しいとは思いませんでした。
それは大きな反省点ですが、若さのうえに無駄なお金を使ったことで、行動範囲も広がり、いろいろな世界をみれたので、支出に見合うとは思いませんが、まあ、良い思い出であり経験にはなっています。
この時の幸せは、限られた時間のなかで、お金と仲間(家族の支えも)があり、行動を広げる勢いがあり、そこから新しい発見をすることだったと思います。
リタイア生活-お金と時間と仲間がいる(はず)
そして今のリタイア時代。
以前に比べると「学生の頃よりもお金はあるし、社会人の頃よりも時間はある」ということで、ようやく「お金、時間」のバランスの取れた環境になりました。
大事なのは、学生の頃のような利害のないなかでの「仲間」であったり、社会人の頃の同じ苦しみを乗り越えてきた「仲間」、そして「勢い(体力)」、また「健康」だと痛感します。
そのなかで、「仲間」は学生や社会人からの貯蓄をそのまま引き継いでいます。もちろん家族もここに含まれます。
「体力」と「健康」はずっと自己鍛錬して基盤を作らないといけないものですね。
終わりに
こうみるとリタイア生活での幸福の方程式は、
幸福の方程式=(時間)x(お金)x(仲間)x(健康)x(体力)
現役時代からこうした5つをしっかりと計画的に積上げることが大切だということが、ようやくリタイア生活に入ってから実感しました。
そして、この5つが揃うと化学反応を起こして「夢」とか「目標」とかが出来てくるのかもしれませんね。。
まだまだ模索中で課題はありますが・・・。
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