今日のWBC準決勝でメキシコに逆転勝ちをした侍ジャパンには感動です。
これほど日本人選手が豊富に揃う層の厚さには驚くばかりです。
3年前に他界した日本の名プレイヤーであり名監督の野村克也さんの言葉を思い出します。
金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流
野村克也の座右の銘が、この言葉です。
金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流
人の価値は、何を残すかで決まる。なかでも「人を育てること」が何よりも大事だ、ということです。
この名言は、明治から昭和初期に活躍した政治家である後藤新平の有名な言葉がもとにあると言われています。
「金を残して死ぬのは下だ。事業を残して死ぬのは中だ。人を残して死ぬのが上だ。―――後藤新平」
歴史が歴史を作る
そして今回、WBCでの日本の大逆転という歴史的な快挙を見た時に、やはり歴史が歴史を作ると痛感しました。
WBCに出場する日本人選手の意気込みをインタビューする番組で、多くの選手が「2009年のイチロー選手の活躍をみて感動した」という言葉がありました。
イチロー選手の活躍とは2009年のWBCにおける日本VS韓国の決勝戦です。
1点リードで最終回を迎えた日本でしたが、ダルビッシュ有が追いつかれ、3対3で延長戦へ入りました。10回表、2アウトランナー1,3塁のチャンスで、それまでずっと不調であったイチローに6度目の打席が回ってきました。
1ボール2ストライクと追い込まれながらファウルで粘り、そしてイム・チャンヨン選手の8球目の速球をセンター前にクリーンヒット。これが勝ち越し2点タイムリーとなりました。
当時、アメリカでリアルタイムに見ていた瞬間は、まさに震えました。
あれから14年、当時は子供だった今の選手達が影響を受け、そして活躍するのですね。
アーリーリタイア生活では一体、何を残すのか?
そんな野球の大逆転劇、出場選手のセリフ、野村克也の座右の目から、ふと、「自分はセミリタイア生活で何を残せるのだろうか?」と頭によぎりました。
いまのリタイア生活が人生の消化試合のような「何をするか」ばかりではなく「何を残すか」といった視点で考えることも大事だと感じました。
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