金曜日の夜ですね。
サラリーマン時代は、そんな週末を迎える金曜日の夜は嬉しさで一杯でした。
それがリタイア生活では反転し、少し残念な気持ちになります。
「週末はカフェに行っても混んでいる」とか「週末は図書館も着席シートが一杯だ」といった不都合が多いからです。
こうした「感覚の違い」から「リタイア生活へと軸足が変わった」と感じる瞬間があるので、今日はそれを取り上げます。
レストランのメニューで週末価格が割高だと思う
都内のレストランの多くは、ビュッフェにしろ、ランチセットにしろ、平日と週末で値段設定が異なります。
当然、週末は割高です。
リタイア当初は、そうした平日の値段をみて「安~!」っと感じたものです。
ところがリタイア生活が軸足となってくると、「平日が安い」というより「週末価格が割高だ」といった目線になります。
平日価格が当たり前と感じるためです。
自分の判断軸がどちらかによって、「リタイア生活に染まっている」のか「まだまだリタイア生活への移行期か」という立ち位置の違いに気が付きます。
駐車場の無料時間が違う
同じように、都内のショッピングモールや大型スーパーでも価格差があります。
平日であれば車の無料駐車時間が2時間などになるものが、週末は1時間、あるいは特定料金の買い物をした時にだけ無料といった、いろいろな制約が出てきます。
当初は「平日は2時間も無料か」と驚いたものですが、それがリタイア生活にがっつり軸が移ると「週末は割高だ」と感じます。
駐車料金も30分で300円なら割安で、時には400円という価格設定もあるので、大きな違いとなります。
有限サービスは需要の高いとき(週末)は損
こうしてみると、レストランの座席数にしろ駐車スペースにしろ、提供できるスペースが有限なので、集客が多くなる週末は、割高設定になると言えます。
それは、航空券やホテルも同じ理屈で週末が高くなることがほとんどです。
ただしビジネス需要の多い路線や地域はその設定が逆転するので、やはりキャパに対して見込める需要で価格変動しますね。
アウトレットなどは平日よりも週末がセールや割引券配布が多い気もする
一方で、アウトレットなどは、平日よりも週末のほうが特別セールであったり割引券を配布するなど、より多く人を取り込んだりするような工夫をしている気もします。
実際、平日に行くと、人がまばらで週末に向けたセールの準備をしているショップも多い気がするので、やはり週末稼業にとっては、そこに目掛けた特別感を出しているように見えます。
終わりに
サラリーマン現役生活にしろリタイア生活にしろ、日々の生活では「軸足」があります。
どちらが良い悪いといったことではなくて、大事なのは、自分の軸足の良い部分を見ることだと思います。
サラリーマン目線で「平日が安い」と感じることも、リタイア目線で「週末は高い(=平日の安い恩恵がありがたい)」と感じることが大事なことであり、やはり、軸足そのものよりも、そうした感じ方や捉え方が重要ですね。
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