全力疾走をさせられたサラリーマン時代から一気にリタイア生活に入ったせいか、その落差を肌で感じることが多々あります。
その一つが、サラリーマン時代とリタイア生活での「入眠時の違い」です。
サラリーマン時代は「仕事の疲れから瞬時に寝た」のですが、リタイアをしたいまは「リラックスから瞬時に寝た」という感じです。
その「感覚の違い」はとても大きく、リタイア後のいまは「寝るときの安心感」や「起きたときの爽快感」が現役時代よりも高いと思います。
今日は、そんな入眠・睡眠のトピックです。
リラックスから瞬時に眠るという感覚とは
サラリーマン時代も今と同じ経験はしたことがあります。
金曜日や土曜日の夜にベットに入ると、「明日は目覚ましで起きる必要もない。よーし、存分に寝坊できるぞ」と寝るときに経験しました。
「明日も仕事だから早く寝よう」と、仕事に向けた充電のため心身のスイッチをオフにする感じではなく、「明日は存分に寝坊できるぞ~」と幸福スイッチをオンにしたままの状態で幸福感や安心感で寝てしまっている感じです。
こんな毎日だと告白すると、現役サラリーマンの人からは「ずるい」と言われそうですが。。
でも、サラリーマン時代も、工夫次第ではこんな入眠ができたのかもしれないと思います。
睡眠の原理-副交感神経による睡眠
睡眠は自律神経の活動によるものです。
自立神経とは、自分の意志とは関係なく自動的に働く神経のことで、呼吸・循環・消化・生殖・排泄など生命活動に欠かせない機能を調節するためのものです。
自立神経には交感神経と副交感神経の二つがあり、睡眠に関係するのが「副交感神経」です。
副交感神経は夜間帯に優位になり、体をリラックスさせ、休息の状態に導きます。
そして起床をすると、交感神経が活発になります。
ストレスなどがあると交感神経が優位な状態が続くので、入眠障害であったり、寝てもすぐに起きてしまうといった興奮状態が続くのです。
副交感神経を高める方法とは
こうした副交感神経を高めて入眠や睡眠の質を高める方法として言われているのは、
・ゆったりと静的ストレッチをする
・大きく息を吸い、ゆっくり息を吐く腹式呼吸をする
・就寝3時間前には夕食を済ませる(就寝時には消化活動が終わっている)
・入浴等で体を温める
・ハーブティーなどリラックス効果のあるものを飲む
など、いろいろな方法があります。
リタイア生活から感じる入眠に大事なこと
ですが、こうしたことは僕もサラリーマン時代にやってきました。
実際にリタイア生活での日々の入眠・睡眠の心地よさを考えると、何よりも大事なのは「メンタル的に平穏な気持ちになる」ということだと感じています。
ただこれは、来る日も来る日も仕事があって気を抜くことが許されない現役世代からすると「そもそも無理だ」と言われるかもしれません。
もちろん、リタイアしたからといって心配事から完全開放されたり、常時、気を抜きっぱなしなわけではありません。
もし僕がいま現役世代ならば、あえて「7時間もゆっくり寝れるぞ~」といった前向きな考え方をあえて自分に言い聞かせ、横になると同時に「平穏さ」を味わうような精神状態にしてみると思います。
こうすることで、リタイアのいまの入眠時に感じる状態と似たものを作れる気がします。
ちなみに、僕は大学生活での授業中に「どこでも・いつでも・すぐに寝ること」を習得してきたエキスパートなので、皆さんよりちょびっとだけ、スキルがあるのかもしれません😅
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