アーリーリタイア後の金融資産の推移を更新しました。
2022年3月末でリタイアしましたが、退職金やら何かと清算があったので、入出金が落ち着いた2022年5末時点を「リタイア時の資産」とし、そこからの推移を月次で定点観測しています。
2023年3月末の金融資産の推移状況
2023年3末時点の資産はリタイア時の99.6%と微減です。前月からは0.8%のダウンです。
実際は、生活費の支出は最近かなり増え、毎月の資産所得では賄いきれず、収支としては結構な赤字です。
一方で、3月末時点での資産の時価評価額が少し増えた(円安為替益と株価評価額のプラスがあった)ので、リタイア時と比較しても金融資産の減少は軽微ですみました。
資産種別毎の推移(青vs黄色vs赤)
全体の構成比として、「安全資産(青色グラフ)」が減りつつ、一方で「高リスク資産(赤色グラフ)」が増えています。
これは、生活費の収支が赤字で減るのと、現預金を高リスク資産への投資に回すことで構成が変化しているためです。
リタイア後に契約したアジアの不動産投資物件の支払いが何度かあり、段階的に減っています。物件はプレビルド(建築中)で来年完成となるのですが、工程進捗ごとに支払う契約によるものです。
なお「低リスク資産(黄色のグラフ)」は大きな変化はありません。
アセットアロケーションの現状について
今月から、金融資産の推移だけでなく資産の投資運用の配分(アセットアロケーション)も見ていこうと円グラフを作りました。
これは、30~40代の攻めの投資から一転し、リタイア後は資産防衛を優先しているので、その観点で最適配分ができているかを追いかけるためです。
資産推移のグラフにおける資産区分の青(53%)、黄(24%)、赤(23%)と、色としては連動していますが、より細かい区分を円グラフで管理しています。
内訳としては、まだ全体に占める円預金(定期・普通)が34%と多く、現金を寝かしている形です。この現預金は、当面の「生活資金」、そして「余裕資金」、また「投資用(現金ポジション)資金」に大別しています。
この安全資産は元本が保証されたえもので大きなリターンは狙い内ので、リタイアに不安を感じない範囲で、なるべく低~高リスク資産(黄色と赤色)に分散投資させたいと考えています。
そこでは、焦らずに、相応しいタイミングで黄色か赤色のリスク資産へと変える予定なので、いまは流動性の高い現金で置いています。
終わりに
とりあえずはリタイアから1年、それほど資産は減っていないということになります。
ただ、資産はその資産の時価評価額でどうにでもなるので、最終的には当面の生活資産や、リタイアを支える安全資産全体をしっかり確保しつつ、最適にアロケーションしていくことが大事だと思っています。
また、アセットアロケーションは現状の配分だけでなく、「あるべき配分」をもとに、その投資計画を作らないといけないと反省をしています。
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