「オーストラリアでワーホリ3年目の工場バイトの手取り年収は750万円。生活費は240万円で月20万円。1年で500万円以上貯金できた。でも自分のまわりのワーホリはもっと稼いでる。俺は英語が全然話せなくて、資格がないから少ない」
まさに内外格差を利用して「同じスキルでより高い報酬を受けれる場所(国)で稼ぐ」という方法です。
*記事は削除されましたがこのまま残しておきます。(2024年6月時点)
今回、この記事について思うことを書きます。
言葉の壁よりも心の壁
「言葉ができなければ海外生活や海外での仕事はできない」と思う人が多いのですが、現実のところ、仕事内容次第で、語学なんてツールは「ある程度」で十分だったりします。この方の「工場バイト」もそうなのかもしれません。
実際、専門職としてプログラマーやSEなど、言葉ができなくても専門用語で意思疎通がかなりできたりします。
僕自身はSEではありませんでしたが、そうした人材を送り込んだり現地側で受け入れて現地企業で活躍してもらうよう調整する役割だったので、この方の感覚もわかります。
語学力より大事なのは「コミュニケーションしよう」とする姿勢であったり心意気です。
どうしても伝えなければいけない大切なコミュニケーションはメールで書いて送る方法もありますし、アプリで通訳して見せても(職場環境が許すなら)ありですからね。
僕自身も、そんな創意工夫をして仕事をしてきた人たちを沢山みてきました。
賃金格差について
同じスキルをもっていたとして、それが日本国内で使うことで得られる給与と、同じスキルを海外で使うことで得られる給与は、本当に格差があります。ある特定ジャンルのスキルがある方ならば、ネットを使って自分のスキルや資格を入れて、特定国の求人サイトで検索すると、その相場が幾らかリアルにわかります。
現地で働いて資産として貯蓄を残すには、この方のように現地での生活費や医療費等々もかかるので、上手な生活力が必要です。
シェアハウスに住んで生活費をセーブするなり、いろいろ方法はあります。
いずれにしても、ある一定期間と決めて目いっぱい働き、稼ぎ、そして日本に帰国するだけで何年分の稼ぎをよりラクに手にすることができます。
どんな仕事でも経験が資産になる
海外で働くことで、英語をマスターできなくても、その経験だけでも日本に帰って役に立ちます。
「果敢にチャレンジした」という行動力やチャレンジ精神はレジュメに反映でき、今後の仕事探しにもプラスになると思います。
もちろん、現地での仕事で、いろいろ観察して学べれば最高です。
おなじ「工場バイト」といっても、工場の様子をみれば、どういった工程にし、品質管理を行い、従業員のモチベーションや、個々のスキルや集中力・・。いろいろと観察をして、気づきを得られることがあると思います。
言葉も異文化も学べる機会にいるのは良いことです。
終わりに
以前の記事に「海外との内外格差」を使って人生で楽に稼ぎ富豪になる1つの方法を書きました。
20代息子の「1年勉強後、最も楽に稼ぎ、富豪人生を送る方法は何か?」の質問に回答した
グローバルに活躍しようという若い人がどんどん出てくるといいなと思っています。
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