今日、イオン株式会社(8267)の株主優待である「キャッシュバック引換証」が届きました。
これは年2回届くもので、今回はキャッシュバック額が5,697円です。
僕はこの株式からの実質的なリターンでかなり得をしています。
株式保有が10年ですが、キャッシュバックだけで株式購入額を超えました。
生活圏にイオンがあるとどのようにお得になるか、そのイオン株について今日は書きたいと思います。
イオンとは
イオン(8267)は千葉県千葉市に本社を置き、日本国内外300余の企業で構成される大手流通グループ「イオングループ」を統括する純粋持株会社です。
イオンの株主優待として、100株以上持っていると「イオンオーナーズカード」という株主優待カードを保有できます。
イオンオーナーズカードは、イオングループで買い物をしたときにキャッシュバックを受けられたり、イオン店舗にある「イオンラウンジ」に出入りすることができます。イオンやそのグループが生活圏にあるととても便利な株主優待です。
実質的なリターン
イオンの株式によって、どの程度の実質的なリターンになるかを算出してみました。
この株は、ちょうど大量に株を買っていた2012~2013年、優待目当てで100株を約11万円で取得しました。
以降、僕の収益となるものは、①配当金、②キャッシュバック、③含み益(まだ保有しているので購入時との時価評価差額)です。
①配当金
イオンにおける配当金の推移としては、この10年間、年間23円から2020年以降は36円と上昇基調になっています。
これによって、僕は合計で3万円ほどの配当収入を得ています。
それほど大きな額ではありません。
②キャッシュバック
キャッシュバックはイオングループで買い物をした金額の特定パーセントが現金として戻るものです。
僕は100株なので3%分が戻ります。
それが今回、金額として5,697円/半年でした。
年間で1.1万円のキャッシュバックを受けていますが、以前はもっと買い物をしていた時期もあり、最大で年間2万円ほどになっていました。
ちなみに500~999株で4%、1000~2999株で5%、そして3000株以上で7%のキャッシュバックです。
また、イオンに限らずそのグループでも使えます。
③含み益
今日の終値は2,656.5円です。
つまり、時価評価額が約26.5万円のところを11万円で買ったことから「プラス15.5万円」となっています。
なお、2年前に株価は3500円の値を付けていました。
最近はやや弱含みですが、この10年としては全体に上げ基調ではあります。
今時点のトータルリターン
ということで、
配当金:約3万円
キャッシュバック:約12.5万円
時価評価での損益:約15.5万円
つまり11万円買った株がものが、約10年間の保有で含み益を入れると合計で31万円のプラスとなっています。
そのなかでも、独身の僕が購入する食材や日用品によるキャッシュバックだけで、10年で元が取れた(*)といえます。
*ただし、株式取得の買いのタイミングが僕は恵まれていた点があります。
イオンの特典を最大にする方法
なお、オーナーズカードは本人カード以外に、家族カードを1枚作れます。
つまり、家族の方が買い物をする時の利用額もキャッシュバックの対象になります。
イオンのラウンジ入場については、株主本人だけで、家族カードでは入れないようです。ただし、株主本人が予約をし利用する本人に予約番号を伝え、それで入場することはできるようです。
その他、お客様感謝デーで5%の割引となったり、イオンの映画館が割引になったりといった特典もあります。
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