お金持ち狙いの婚活女性と会話:「ターゲット」にしたのは高所得者か資産家か富裕層か?

2023-04-03

人生 日常の雑記

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婚活女性の「相手に求める条件」として上位に出てくる1つが「経済力」です。

僕の友人にも「婚活相手の年収が1000万以上でなければ嫌だ」と言う婚活女性がいます。

もちろん経済力を求めることは問題ありません。

安定した家庭生活には経済基盤が大事ですし、「愛があれば生きていける」なんて妄想です。

もちろん「お金があったら幸せ」ともなりませんし愛もお金もバランスよくあってこそ愛もさらに成長するものです。

ということで、婚活相手に経済力を求める友人女性(仮に「ドンファン子ちゃん」と呼びます)から婚活の悩みを相談された時の会話の要約です。

男性目線からも、あるいは金融リテラシーからも、印象に残る会話でしたが。。

婚活女性の理想像

ドンファン子ちゃんが求めているのは経済力です。つまりお金持ちの人です。

そのお金持ちを探すために「年収」とあわせ「奢ってくれる」「豊かな暮らしをしている」をヒントにしていると言います。

そうした条件で検索したりプロフィールから相手男性の生活の様子を判断します。

理想の相手は、

・年収が1000万円以上

・いつも奢ってくれる

・高級車に乗り、高級腕時計をして、都心のタワマン等で生活する

これを「お金持ち」として「ターゲット」にしていると言います。

1つでも外れると「なし」だそうです・・・。

高所得者だが資産がないお金持ちでいいの?

僕は「所得は高いが資産がないお金持ちもいるよ」とアドバイスしてみました。

それでもドンファン子ちゃんは「タワマンに住んで高級車に乗って、なぜお金持ちじゃないの?」と首をかしげます。

実際、年収が1000万円あるいは2000万円あっても、それと同じぐらい散財していれば貯蓄も資産もできません。

そのあたりはドンファン子ちゃんも理解はできるようですが、なにはともあれ「お金持ち風な生活をしていなければ魅力がない」ということです。

そんなことから、実際に結婚生活をしていくと長期的にどうなるかを想像していきました。

行き着いたのは「今のうちは素敵な暮らしができるが、相手が定年を迎えたり先に死なれてしまうと老後貧乏になるようで怖い」と、憧れる一方で結婚相手としては不安が出てしまうようでした。

・・・・

資産家だが生活質素なお金持ちでいいの?

その対極として資産家の話をしました。

じゃあ資産家がターゲットか?

例えば、都心の一等地に土地資産を持つような「資産家」です。

「資産はあれど年収は少なくて、手元現金が少ない」という資産家のお金持ちもいることを言いました。

親からの相続で都心の一等地に土地を譲り受けたが、その税金を支払うだけで多くの現金が出て行き、現預金はかつかつという状態です。

「資産家ではあるが、日々の生活は質素なお金持ちって愛せる?」との話になりました。

するとドンファン子ちゃんは「生活が質素では、そもそもお金持ちであることを実感できない」と不満を言いました。

・・・・。

残るは「富裕層」か?

そうなると、ある程度手元に現預金なりの流動資産があって、それを資産運用しているような「富裕層」がターゲットとして良いのかもしれません。

富裕層には明確な定義がありませんが、野村総合研究所のように純金融資産が1億円を富裕層という指標もあります。

最近、この記事を書きました。

野村総合研究所、富裕層ピラミッド(純金融資産ベース)で「自分はどの階層か?」と考えて思うこと

すると今度は、「富裕層であるかどうかはプロフィールから検索できない」と言い出しました。

・・・・。

違和感の理由

まあ、ずいぶんと昔ですが、こんな感じで会話があったのです。

素直に自分の欲求を求めることは悪くありませんし、相手に経済力を求めることも悪くはありません。

ですが、どこかひっかかったのです。。。

なんでしょう。

あえて例えるなら「あたかもスーパーに並ぶ商品を選別するかのように相手(幸せ?)を掴もう」とする安易な生き方っぽい姿勢か、「相手ではなくお金と結ばれたいのでは」という愛の欠如を感じさせる姿勢か・・。

終わりに

親子や家族は、たとえお金がどうであれ心から支え合います。

血縁関係という絆がない結婚相手でもそうなりたいですし、そこには「愛を育てる」も必要です。

愛しい気持ちや尊敬する気持ちを持ったり、あるいはお金だって「不幸を避けて愛を守ったり育てたり」にも必要です。

東京で独身生活をしていると、いろいろな人に出会います。

自分の物の見方や感じ方とは違う尺度の人と会話することで、なるほど~という発見もあります。

ドンファン子ちゃんに幸せあれ!




自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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