リタイア後のいま、ようやく自宅にあるキングファイル20冊ほどをデジタル化しました。
会社員時代は「明日こそやろう」と思いながらも、先延ばしにしてきた大規模な断捨離プロジェクト。それをようやくリタイアした今、手掛けています。
それをやることが贅沢だと感じるのがなぜか、について考えてみました。
会社員時代に放置していた断捨離の内容とは
会社員時代は、気にはなりつつもやらずにいたことが多々あります。
・パソコン内のデータが分類せずにばらばら
・時系列がばらばらのプリント写真
・友人や会社関連がごちゃまぜのコンタクトリスト
・ITUNEのアルバムのアートワーク(サブネイル)がないまま放置
・名刺
などなど・・・。
いつかやろうと放置しているものを、リタイア生活では少しずつ対処しています。
室内デジタル化という断捨離プロジェクト
そのなかで、ようやく最近やり終えたのが「室内デジタル化」という断捨離プロジェクトです。
それは、金融関係や生活関連サービスの説明書や契約書といったペーパーがキングファイルで閉じているものをデジタル化する作業です。
また、起業した会社の決算書など、保存期限もあって廃棄処分できなかったものも、期限が過ぎ、デジタル化して廃棄しました。
こうして、ペーパーはデジタルしておけば捨てることもできるので、断捨離になることと、データが整理されることで清々しい気持ちになりました。
なぜ会社員時代に手を出せなかったのか?
会社員時代は、どうしても放置すると大変なものを緊急優先して片づけるので、こうした「整理できたらいいな~」という程度の「重要度も緊急度も低いもの」は放置ぎみでした。
片づけが趣味といえるような人は、隅々までやるのかもしれませんね。
僕としては、こうした大物の整理より快適空間作りが優先でした。
時間があるなら、浴槽のカビをラップでパックして取り除くとか、白く曇ったグラス類を重曹で透き通る具合を取り戻したり、といったことのが重要で、キングファイルの整理より優先しました。
時間が限られているのでしょうがないですよね。
リタイア後の贅沢感覚
リタイア後は、「ようやく整理したかったものごとを手掛けるようになった」という実感が贅沢感を底上げしてくれています。
贅沢感の源は2つあって、
・自分の居住空間の快適さや効率性を追求する時間が取れて嬉しい
・重要度、緊急度の低いことまで手が回るようになって「時間を使う範囲が広がっていると実感する」ということです。
贅沢というのは、もっと消費をしたりすることと直結するかと思いきや、こうした「断捨離」らしきことから案外、清々しい贅沢を感じることが驚きです。
終わりに
サラリーマン時代に、年休でもとってこうした断捨離の日を作っていたら、実は身近な「自由」や「贅沢」を感じたかもしれませんね。
とはいえ、年休をとるともっと違う使い方をしてしまう衝動があって、僕には無理なことだったかもしれません。
こんなヘンテコな贅沢を感じる平和な日常に感謝です。
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