6月末の月次資産分析を実施しました。
既に防衛的な資産配分に変えたので、「株高や円安」の恩恵はさほど突出せず、リタイア時資産の102.4%と微増です。
ですが、どうも「ダメダメ」な現状です。
そもそもの目的は、ブログでも掲げている「自由で楽しい完全リタイア生活を、心穏やかに過ごす」を、経済的観点で実行できているか、チェックすることです。
望ましいくないのは、「資産を増やそうと無駄に時間を使うこと」「減るべきお金が減っていないこと」「増えるべき利益が増えていないこと」などの「異常検知」です。
それゆえ、今回から「経済的自由」の軸による分析結果を加えました。
経済的自由のパフォーマンス
3つの指標とその実施状況を記録します。
やはり、まだ何もできていません。
指標1:資産運用の放置度
考え方:資産運用や資産管理に手間暇かけず、きちんと放置しているか?
理由:経済的自由のためにリタイアしながらお金ばかりに向き合ってもしょうがない
結論:20点
反省:資産管理分析も省力化できておらず、以下の指標も管理以前の状況。資金の満期等の通知管理は設定でき安心放置できる(かつ忘れない)が6月にできた程度。
指標2:資産運用の利益率
考え方:資産運用部分が効率的に利益を生んでいるか
理由:資産運用の「想定利益」に対する「実績」が順当かを把握する
結論:対象外
反省:まだ「想定利益」や「実績」をトラッキングできてない
指標3:資産の減少率
考え方:現預金が想定通りに支出できているか
理由:資産を価値あるものに支出し、想定通りの資産減少になっているか。
結論:対象外
反省:こうした支出を管理、トラッキングできてない
以上、何もできていないという感じです。
もっと経済基盤は如実管理や自動化できますね。
一方で、アーリーリタイアから14か月目、2023年6月末時点の金融資産の月次分析も、記録しておこうと思います。
2023年6月末時点の資産推移結果
金融資産はリタイア時から102.4%の増加で、5月末からは1.6ポイントのアップ。
この増加は、時価評価額のみによるものです(6月も売買は一切していません)。
要因は、昨今の株高と為替差益(対ドルで127円→144円、対ポンドで161円→183円)ほか元本保証型投資の運用益。
リスク別資産(赤・黄・青)は、株式評価額の増加が赤に、為替益による増加が黄色に反映される一方、月次では赤字(現預金を取り崩す日々)なので、現預金に該当する青色は若干減少しています。
資産配分(アセットアロケーション)の現状
アロケーションも「リスクを抑えた”超守りの資産配分”」です。
赤色(23%)以外の77%が「元本保証」です。
通貨別資産配分の現状
通貨別の資産配分も、円建が半分、残りが欧米通貨とアジア通貨で、「5:3:2」と、現状維持です。
個人バランスシート
金融資産を100として、全体をリバランスしています。
終わりに
ということで、資産推移や構成は大きく問題無しです。
でも、アーリーリタイアから1年以上が経過し、あえて「経済的自由」としての経済基盤が「あるべき状態」となっているかを考えなおすと、何もできていないの一言です。
ライフスタイルや生きる軸は根底から変化しても、その体制が追いついてないということです。
「お金に囚われない生き方」って世界を貫くには、もっと「支出側とも連動」させ、総合管理しないとダメですね。
引き続き自分のFIRE道は果てしないと思います。
少し変わった資産管理の考え方かもしれませんが、もしアプローチや課題感が、少しでも皆さんの気づきやお役に立てれば幸いです。
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