節約習慣を持つことは大事です。
そうした習慣を身につけるには「浪費をやめよう」という金銭感覚を持たないといけません。
そんな金銭感覚に変わる「きっかけ」っていうものがあります。
人によっては昨今の働き方改革で残業代が減ったり、コロナ禍で生活が変わったというのも聞きます。
自分がいつ金銭感覚が変わったのかを振り返ると、人生で3つのタイミングがありました。
今日はそれを綴ります。
子供が生まれた時(20代後半)
子供ができたことで「家庭を支えなければ」という気持ちが生まれた時は金銭感覚がぐっと変わりました。
これは良くあるパターンだと思います。
ただ、同じような人生の転機でも「結婚」のタイミングで金銭感覚が変わらなかったのは、新婚時代は「いまだけだから」と旅行やらにお金を使ってしまったからです。
同じように「妊娠した」と聞いても、どこかまだ子供がいる実感が湧かなかったから金銭感覚までは変わりませんでした。
赤ちゃんが生まれると、朝から晩まで3時間起きにミルクをあげるような状況になり「しっかり育てていかないとなあ~」と実感するものです。
それに赤ちゃん連れての旅行も外食も制限があるので、結果的に行動が限られ、消費が自然減となりました。
また、僕自身も趣味に対する支出も見直してぐっと減りました。
仕事を始めてからずっと「気にせずお金を使う」という金銭感覚が、初めて大きく変わったのが、この子供が生まれたタイミングでした。
投資等を積極的にやりだした時(30代半ば)
大学生の時に投資をしていました。
父親の勧めで少額を株を対面の証券マンのアドバイスに沿って投資しただけです。なのでリアルに投資した実感はありませんでした。
ですが30代半ばでいろいろ投資をしたり、とくに起業のため資金集めをするなども大きな金銭感覚の変化になりました。
その違いは、自分自身で考える投資であり、また人のお金を預かっての起業であり、そこに「身銭を切る」っていうことが存在します。
時間を切り売りして、その対価として給与を貰うような会社員生活とは違って、「この1万円を投資や起業で稼ぐには?」と考えると「利回り」やら「コスト意識」が紐づきます。
すると自然に「無駄に出費はしたくない」と強く感じ、金銭感覚が大きく引き締まったと思います。
離婚をした時(40代後半)
離婚において夫婦共有資産を分与するために資産台帳を作りだしたことも、自分の資産について考えるようになり、金銭感覚が引き締まりました。
特に、養育費の支払いもあり「自分の生活はどうなるか」と収支シュミレーションをしたことも大きいきっかけです。
ちなみに、その時に「貯蓄が底をつかずにやりくりできるならセミリタイアっていう生き方もある」と、少し真剣に考えだした時です。
貯蓄額がどうなり、そのうち投資にどれぐらい回して、どう稼げば、どう資産額が変わるか・・などのパターンも作ったりします。
これがきっかけに「資産額」についての意識が高まり、日々の生活でも「無駄なお金は一切使わない」という金銭感覚が徹底した気がします。
贅沢三昧したいわけじゃない
離婚後、1人生活では外食をせずに自分で食事を作るという習慣も始めました。
冷凍食品やらも買わず、なるべく時短で美味しい料理を作るを目指すようになりました。
その頃から、自分でお弁当を会社に持っていきますし、水筒にコーヒーを入れて持っていくなどでスタバでお金を使うことも減りました。
会社の職場では「あいつ離婚されてお弁当ってシュールだな」ぐらいに思われていたかもしれませんが。。
でも食事を作るということは、節約だけじゃなくて健康管理の意識も生まれるようになります。
終わりに
ということで今宵は「三陸沖のイカ」がスーパーで半額になっていたのでバター醤油(イカ肝利用)です。
胴体から肝の部分を取りだし、クチバシや目は取り除いて調理。
出来上がったイカのバター醤油はビールと合わせて食べるとほのかな肝の味も感じ「うま〜」って声が出てしまいます。
せっかく美味しい肝もこの見た目の色合いは「キモっ」て感じで伝わりませんね。
とはいえ食費300円でも大きな幸せ。
「幸せはお金を多く使うことばかりじゃない」って金銭感覚も大事です。
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