サラリーマン脳ではリタイア生活を良くできない僕の事例

2023-07-03

アーリーリタイア生活

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リタイア生活を自分らしく過ごすには、サラリーマン脳の常識や習慣を断捨離することが大切です。

会社員生活は、何かと変な習慣がこびりついているからです。

今日は、そんなサラリーマン時代の習慣を断捨離する取り組みとして、簡単に捨て去れるもの、難しいもの、そうさせるサラリーマン生活の問題などを書きます。

リタイアによって捨て去る習慣

会社員を辞めることで簡単に捨て去ることができるものがあります。

それは会社員時代の「無駄な時間」であり「無意味な習慣」です。

例えば、

・形だけの管理業務

・結論を出さない無駄な会議

・意味のない形だけの仕事

・不要なつきあい(飲み会等・・)

などです。

こうしたマイナス習慣がなくなることで、リタイア生活は簡単にストレスが減ります。

ただ、ストレスが減ることと、リタイア生活を自分らしく生きることは、また別次元の話です。

リタイア生活を自分らしく生きるには、正しい努力が必要です。

ところが、そんな正しい努力は、会社員時代には一切してきていません。

会社員時代の努力とは

会社員時代に正しいとされる努力は、多くはリタイア生活で役に立ちません。

例えば会社では、自分の意思とは関係なく「高い目標」が与えられます。自分やチーム全員がそこに向けて全力疾走で「努力」をします。

そんな全力疾走する努力が「正しい」とされますが、弊害があります。

必ずしも結果(例えば売上)につながらない時などです。

すると「イケてないサービスを作るサービス部門が間抜けだ」とか「売り方をしらない営業部門こそ間抜けだ」と、売れない理由を相手の責任とする議論が起きます。

みんな無理をしているので、無理を強いられて頑張った努力を「水の泡だ」と怒るのです。

最後は上が出てきて「人事を尽くして天命を待とう」なんて、的を得ない舵を切って、部門間の落としどころを探ります。

そもそもが「無理な努力」を強制され、努力が実を結ばないと「努力の正当化」をする。

そんな世界では「リタイヤ生活に役立つ正しい努力」も育ちません。

サラリーマンは努力責任を取らない

しかも不思議に「会社員の努力」は責任を伴わないことも多々あります。

個人事業主や起業家であれば、努力が実らないとすべて自分に返ってきます。

幸か不幸か、「責任を取らない」というのがサラリーマンであり、僕自身も解雇、減給、左遷など皆無でした。

そんな曖昧さが「正しく無い努力を軌道修正しない」ともなります。

サラリーマンの正しい努力とは

リタイア生活にも役立つサラリーマン時代の正しい努力があります。

それは「努力を努力と思わないぐらいやるべき事を熱中したり好きになる」ということです。

難しいけど、それが本来の正しい努力だと思います。

後から正当化してしまう程度のものは「努力ごっこ」だったのかもしれません。

リタイア生活での簡単な断捨離

努力とは無縁に、リタイア生活で簡単に自分らしさを手に入れることができるものがあります。

例えば、

①起床(朝は必ず定時に起きる→起きたい時に起きる)、

②食事(3食をなるべく時間を決めて食べる→お腹が減ったら食べる)、

③運動(夕方から夜にかけてジムに行く→行きたい時に行く)などです。

サラリーマン時代では当たり前とされる、こうした固定観念を捨てて、自分に即して習慣を変えることは、リタイア後に可能となります。

単にサボってるとも思えますが、実は体調の変化を自分で敏感に察知し、調子の良さや悪さも感じることができます。

それに応じて自制したり、多少の無理も受け入れたり、体の声を大事にする習慣になるのです。

規則正しさが良い人もいるかもしれませんが、僕は比較的、こうした体やリズムに正直な方が、体調が良く、また自然に生きることがでています。

リタイア生活の断捨離が難しいもの

一方で、会社員時代の習慣をリタイア生活にそのまま持ち込む(断捨離できていない)こともありました。

一番大きいのが、リタイア前の「資産運用でお金を増やそう」というメンタリティーです。リタイア後もそのまま全持ち込みしてしまいました。

自分にとって必要なお金がどれ位かを計算できているなら、無理にお金を増やす冒険や労力は無駄です。

他にやりたいことが沢山あるなら、そっちに時間も意識も向けることでより良い日々になります。

もう1つ大きいのは、リタイア前から「貯蓄をなるべく減らしたく無い」という気持ちでガチガチになった「節約マインド」という習慣です。

リタイア生活で、あれこれしたいという夢や希望を持っていても、こうしたメンタリティが自分の消費行動を制限します。

あけてみると「何もできないリタイア生活」という本末転倒な状態になってしまいます。

自分らしいリタイア生活を実現するのは、こうしたメンタリティの切り替えが必要です。

サラリーマン時代からの習慣を、時には疑問に思い、そして不要ならば断捨離する決意が必要です。

そのための方法が「努力しない努力」です。

僕の断捨離方法

僕の場合、リタイア生活を会社員生活の延長におかずにいました。

「会社員のような生き方や考え方は、そのままリタイア生活に持ち込んではダメだ」という前提です。

そこで「会社員時代のような努力をしない努力」をしました。

会社員時代と同じメンタリティであるなら「これって、どこかおかしいんじゃないか?」と自分の頭で疑ってかかるようにます。

感情は気が付かずに流さてしまうからです。

なのでまずは先に頭で考え、その疑問を自分の感性に問い合わせをして「これで本当に居心地いいの?」と聞きます。

「なんか違和感がある」と思えば、その違和感を生む原因となっている「規範」や「常識」を修正し、行動を変えます。それが習慣の変化に繋がっていきます。

そんなステップを定型化するとしたら「思考→感性→規準→行動→習慣」と変える感じです。

終わりに

まあ僕は、染まりやすいというか、少なからず「努力ごっこ」もした会社員時代なので、そんな「努力をしない努力」で軌道修正が必要でした。

サラリーマン時代の考えや習慣を断捨離するのが簡単じゃ無いぐらい、サラリーマン色に染まってたのでしょうね。

今はリタイアから1年ちょっとが過ぎ、ようやく自分は白色に戻った気がします。

ただ、遅いアーリーリタイア。

気づけば髪の毛も白さが増えてしまってます。

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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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