アーリーリタイア生活も長くなり、いろいろな時間の使い方をしてきました。
そんな経験から「FIRE向き・不向き」があるとは感じます。
いろいろな要素があるなかで、僕が大事だと思うFIREの向き不向きをあげてみます。
FIRE生活に向く人
大きく5つをリストアップします。
①投資が好き
FIREをする人は何らかの投資や資産運用をしています。
お金を増やすことが大好きだという人もいれば、生活の手段だという人もいます。
動機は多々あれ、投資は共通して手間暇もかかれば勉強も必要です。
僕も当初は、こうした投資や資産運用(そのための情報管理なども含め)に相当時間を使いました。
ただ、お金を稼ぐということが本来の自分の目的ではないと気が付いて、時間の使い方としては投資に距離を取るようにはなりました。
②好奇心が強い
好奇心の強い人は時間を上手に使えます。
趣味、関心があるものごとなど、今のネット時代、興味をもって調べだすと時間が無限に過ぎてしまうものです。
また、こうした好奇心があることで、趣味がより専門的になったり、新しくやりたいことが出てきたりといった「生活変化の源泉」になっています。
僕のリタイア生活では、この好奇心に基づいて調べものをする時間が、実は相当、多かったりします。
③自己決定したい人
ある程度毎日のルーティンが決まっていたり、人が決めた予定に沿って動くことが好きな人もいるのは否定しません。
ただ、FIRE生活の醍醐味は、そんな時間の使い方を、自分の好きにスケジュールできることです。
誰と、どこで、いかに過ごすかといった基本的な生活軸のイメージがあって実行したいタイプの人、自分の予定にしろ時間配分にしろ、自己決定権をもって決めることが好きな人は、やはりFIRE向きだと思います。
④1人でいるストレスや孤独を感じにくい
ライフスタイルや家族構成にもよりますが、やはり、1人でいても孤独を感じにくい、1人で在宅や外出も嫌いではない、働かないことで社会的ストレスを感じない人にとっては、FIRE生活は楽だと思います。
子供が小さい家庭では、逆に、いつも子供と過ごすことでストレスなく楽しいと感じられるなどもあるかもしれません。
⑤やりたいことがある
サラリーマン時代には時間がなくてやれませんでしたが、僕の場合は、こうして記事を書くことも「やりたいこと」の1つでした。
それは職業にしようとまではせずとも時間を割いてやってみたい、というようなことです。
世の中には勉強をしたり目いっぱい本を読んだりなど、まあそれを趣味と呼ぶ人もいますが、やりたいことは大事です。
FIRE生活に向いてない人
また一方で、FIREには向かない人がいると思います。①働くことが大好きな人
僕の周囲には結構多いのですが、働くことが大好きでFIREしたくないという人もいます。
ただ、そんな人もFI(経済的自立)をして働いていることで、単にRE(早期退職)をしていないだけだったりします。
②職場的なワイワイが好き
日々、誰かとワイワイ過ごすのが好きな人もいます。
もちろん、ライフスタイルによっては、FIREをしてもそうしたコミュニティに参加することは可能です。
ただ、なかなか周囲が仕事生活が中心な人が多い中で、日常的に、ワイワイ・がやがやな雰囲気が好きな人は、職場に通うことのほうが、楽しいのだとは思います。
終わりに
FIREはライススタイルの1つでしかないので、それが良いとか悪いとかではなく向き不向きがあるのだと思います。
まるで不向きの人がFIREするのは、やはり辛くなるというのもわかります。
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