定年制度は不思議なものです。
世の中「定年までは働くもの」と疑問を持たずにいるサラリーマンの方も多いと思います。
定年は会社が定めたもので一律ではありませんし、それゆえ自分の定年日(西暦何年の何月何日か)を把握していない人もいるかと思います。
僕自身、ずっと以前、そのような状態でした。
ちなみに僕が勤めた会社は、定年年齢(65歳)を迎えた翌年の3月末日が定年日です。
*定年を迎えずにリタイアしましたが。
会社ルールに任せっぱなしで自分の先行きを心配する必要のないのは恵まれていますが、それにずっぽりはまると「サラリーマン脳」で書き換えられてしまいます。
少し刺激のためこのグラフを紹介します。
アーリーリタイアの経済価値ビジュアル化
2つのパターンを並べ、アーリーリタイアの経済価値をビジュアル化しました。
定年を65歳とし、定年以降の生活費は年金でカバーしきれず、貯蓄を取り崩して生活するパターン(定年ピークのグラフ)があります。
もう一方は、FIREを意識して精力的に貯蓄を増やし、定年前のある時点でリタイアするパターン(アーリーリタイア年齢がピークのグラフ)です。
アーリーリタイアの経済価値(量)とは
アーリーリタイアによる経済価値を、そのボリューム(量)を青く塗って示しています。
定年より早くリタイアし、より早く貯蓄を取り崩しながら生活する。
その前倒しで生まれた青い領域を、経済的価値(量)として「時間軸x貯蓄額」のなかにポジショニングしました。
この面積が経済価値となります。
*厳密には個々のケースでこの形状は変わりますが、あくまでも価値をビジュアル化する目的で僕のパターンを前提に作ったものです。
*最終的に生きている間に曲線がゼロに行かない限りは破綻はありません。
価値面積の意味すること
この面積が大きけれ大きいほど、その経済価値は大きいと言えます。
ただ、これはあくまでも「経済的側面」でしかありません。
問題はこの面積をいかに「自分にとって大きな価値」に変換するかです。
もしかしたら、公式はこうなるかもしれません。
アーリーリタイアの活用力とは
なぜか人は、お金を貯めることに注意関心が向いてしまいます。
それでは経済価値を得られても人生価値は損失となるかもしれません。
最終的に得られるものは「お金」ではなく、それが生み出す「変換された価値」だからです。
その「変換係数」こそ人生をより良く生きるマジック(打ち出の小づち)だと思っています。
僕は「サラリーマン脳」を解体し、お金や利益を追求する性質(タチ)を断捨離し、投資も断捨離し、ようやくお金を使うことに正面から向き合い出すスタート地点にきた気がします。
捨てなければ得られないものが世の中にあって、その1つがこれだと思っています。
もちろん「お金こそ信じられる」という考えもあるかと思います。
僕は僕で、こっちの方向で考えて進んでいきますので、もしこれがアーリーリタイア生活に欠かせないマジカルな威力があれば皆さんにも改めてご報告していきます。
*前回の記事に沿って新しいブログ方針のもと、課題に向って進んでいます。
今後のブログの方向性を再定義しました【FIREと自分らしさ】
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