ご存じのFIRE(Financial Independence, Retire Early)ですが、僕はずっとこのFI(経済的自立)という言葉に違和感を感じていました。
それに代わる「経済的自由」という言葉をあえてブログにて多用してきました。
今日、そのからくりが少し理解できるようになりました。
それについて綴ります。
経済的自立とは?
もともと「自立」とは、他者からの支配や助力を受けずに存在することです。
学校を卒業し仕事を始めれば、親に頼らず、経済的に自立し、精神的に自立し、その結果、社会的に自立します。
経済的に「誰か・何か」に依存するDependentな状態から、自立したIndependentになります。
FIREにおけるFI(経済的自立)とは?
そんな、経済的自立(Financial Independence)の意味は、FIREという一連の用語で使うとある意味をなします。
FIREのRE(Retire Early;早期退職)という用語があることで、FI(経済的自立)が意味するのは「会社から経済的に自立する」となります。
つまり「会社に依存しなくても困らないよう経済的に自立する」という、会社依存の意味が強く、自立することで早期退職を果たすということになります。
なので、経済的自立は投資等からの所得で生活できる「生活費<資産所得」という公式になります。
僕が経済的自立より経済的自由を好む理由
一方で僕の場合の経済的自立が意味するのは、会社依存からの自立というより「いろいろ物事を取り組める自由」という意味合いで使っています。
アーリーリタイアをするという結果というかゴール(RE)は同じですが、会社依存をしないというより、「お金の心配なく人生でやりたいことをやる」ということです。
なので、経済的自立より、経済的自由という言葉がフィットするのだと思います。
なお、FIREの目的は人それぞれで、正誤はありません。仕事の好き嫌いも価値観であり仕事観です。
本人が嫌なら、転職するなり辞めるなりを実現するしかありません。
その中間解として、Retire Earlyし、好きな仕事を少しだけする「セミリタイア」も素晴らしいとは思います。
その究極を走ってる友人たちに以前会いました。FIREできる資産がありながら仕事が楽しくて辞めない「ネオセミリタイア人」と呼ぶひとたちです。
「お金ではない何か」を求めて仕事をやり続けるのもとても魅力的だと感じました。
それに比べ、僕は仕事に時間を使うことから自由に生きることに舵をきってはいますが、まだその目的地は見えていなくて地盤がふらついているのだと思います。
終わりに
なお「経済的自立」よりもピンとくる言葉が見つかりました。
それは「自律」です。
自立は「依存していないこと」ですが、自律は自分でコントロールすることです。
自分の意志をしっかりと持ち、自ら定めたルールに従って行動することです。
僕はリタイア生活は、経済的自由や時間的自由などの「自由」を追及しながら「自分らしく生きる」を大事にしていています。
それは「自由を統合し、自らを律し、自分らしく生きる」という「自律」が合うのだと思います。
以上、FIREの経済的自立と、経済的自由についての気づきをまとめました。
皆さんにおいても何か考えるきっかけになれば幸いです。
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