FIREをした人がよく「好きな時に好きなことをできる」とFIRE生活の良さを表現します。
このフレーズを聞いて僕が想像するのは「好きな時に寝たり起きたり、ご飯食べたり・・」といった「乱れた食生活」です。
でも実際のリタイア生活は、リタイア後にサラリーマンとしての力み(リキミ)がなくなり、こうした「好きな時に寝たり起きたり」という習慣が自然と定着してしまいました。
でもこれは「乱れた生活」とは違った感覚です。
どちらかといえば「健康的な生活」とも思えます。
今日は、サラリーマンからみると自堕落を連想させる、このイケてない表現(好きな時に好きなことをできる)を送りながら、でも実は健康的にも良い習慣について綴ります。
サラリーマン時代に規則正しい生活をする動機
そもそもサラリーマン時代に規則正しい生活を心がけていたのは「仕事中に眠くなり集中力が減るのはイヤだ」というものでした。
規則正しい生活そのものが大事だというより、サラリーマンとして仕事のために睡眠を確保するのは「必要」だったという認識です。
それゆえサラリーマン時代でも週末は「目覚ましのない生活」をして、8時台ぐらいまでは寝ていたことが多かったと思います。
良く言えば「ナチュラリスト」なので、リタイア後、そんな規則正しい生活する習慣が徐々に薄れるのは想定内です。
リタイア後の現実の生活習慣
そしてリタイア後「目覚ましのない生活」を始めると、予想通り、規則正しい時間に起きる生活習慣は徐々に無くなってきました。
で、どうなくなったか?
それが不思議です。
最初のうちは目が覚めたら「ああ、もう9時だった。すっかり寝てしまった」という日もありました。
長年のサラリーマン生活で蓄積疲労があったのだと思います。
でもそれがだんだんと「あれ、まだ朝5時じゃん」みたいな時間に起きてしまうのです。
時には4時半ごろから起きだしたり、6時だったり、とにかく「サラリーマン時代より早く起きだしている」という生活が始まりました。
リタイア後に早く目覚めてしまう理由
こうした早く目覚める現象を「歳のせい」という人もいます。
でも僕はそうじゃない気がします。
ついこの間のサラリーマン時代まで、たとえ朝5時に目がさめても「仕事に影響しないようもう少し寝ていよう」と、実際に7時まで寝ていました。
寝ようと思えば寝れますし、でもそれは仕事のためです。
いまは目が覚めたら、それが何時だろうが、起きてしまいます。
その理由は、長年のサラリーマン生活を送ったなかで「自由」のありがたさも「時間」の大切さも身に染みて感じていて、無駄にしたくないからです。
実際、目が覚めたらすぐに起き出して、いろいろやること、調べることなど取り掛かってます。そうやって時間を有効活用しています。
ただ、日中眠いと、寝ます。
お昼過ぎだったり、夕方4時ぐらいだったり、1時間ほど寝ることもあります。
あるがままの生活習慣というものですね。
あるがままの生活習慣の是非
こうしたリタイア後の「あるがままの生活習慣」ですが、もともと「規則正しさ」を重視していない僕は、この習慣もイヤじゃありません。
どう感じるかというと、
・サラリーマン時代に「明日のために・・・・」と眠くもないのに早く寝たり、早く起きれるのに無理に寝続けたりは、自然の摂理とはいいがたかった
・あるがままに生活していると、遅く起きたときは「あれ、疲れていたんだな」とか、早く目が覚めると「体調良いのかな?」なんて信号として捉えるようになってきた
・おまけに、サラリーマン時代は「ランチまで食べられないから、途中にお腹が減らないよう沢山食べよう」など必要な摂取量以上に食べていた
など、気が付いてきました。
結果的に、リタイア後、体重は少しばかり減りましたし、体調はすこぶる良いと感じます。
こうした健康は、ストレスがない生活からくるのか、あるがままの生活習慣からくるか、そこは切り分けられません。
でも「好きな時に好きなことをできる」というより「あるがままに生活できてる」として健康的になっているのだなと感じています。
終わりに
僕のリタイア後の生活習慣は、こうして「あるがままに生活できてる」と表現しています。
「好きな時に好きなことをできる」のような不健康な響きがなくなります(→あくまで主観です)。
また「あるがままに生活できてる」のメリットは実際に健康的になったということです。
そりゃ「仕事中に眠くなったら困る、お腹減ったら困る・・」なんて心理状態で過剰な睡眠なり食事を摂っていたら不健康にはなりますよね。
「必要な分だけ睡眠も食事も摂取している」というのは何より健康には大事なことです。
そんな「あるがまま」は、規則的ではありませんが健康的だと言えます。
というのが、ようやくリタイア2年生が行きついた言いにくい習慣の言語化の境地です。
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