僕が完全リタイアした2022年3月末以降からずっと感じてる(特に最近爆上がりの)脅威はインフレです。
これはどういったライフスタイルの人にも影響してきますが、当然ですが、完全リタイア生活民の僕には、インフレが最大の悩みどころになります。
今日はインフレについて綴ります。
完全リタイア視点での脅威(セミリタイアはいいなあ~)
いまのインフレ下で、国としても給与アップを図るよう企業に働きかけています。賃上げなくモノの値段だけが上がれば国民の不満はたまりますし、そういった方向に向かっていくとは思います。
まあそれが健全な経済成長ですし、そうならないと日本はいつまでも停滞したままです。
と、経済成長やら一般的な感覚ではそう思いますが、完全リタイアしていると、少し微妙です。
セミリタイアであれば給与収入があることで、それがリスクヘッジとなっています。
年金受給者も、実際僕が母親の年金額をみるかぎり、微増ですが、原則にそって、物価上昇を受けた見直しは入っています。
でも、アーリーリタイア(完全リタイア)の僕はこの点がありません。
自分の資産アロケーションの弱点
こうしたインフレにおいて、自分の資産配分のなかでは弱点があります。
まだ受給していませんが、個人年金などは完全に受給額が固定で、インフレの脅威をモロに受けてしまいます。
インフレが進んでいればいるほど、実質的な価値が下がってしまいます。
不動産収入も、基本的には、日本は賃貸人が守られる制度がやや強いので、インフレには不利といえば不利だなと感じてはいます。
長期保有している社債なども利回りは決めっているのでどうしようもない状態です。
ちなみに20年で67%近くにまで落ちる
インフレ率2%という目標が日銀の政策で掲げているので、仮に本当に2%の物価上昇が続くと、現金価値がどう目減りするかをみました。
すると10年後には82万円ぐらいで、20年後には67万円ちょっとということです。
いまの資産が20年後にはそれだけの価値になってしまったらと思うと、ちょっと気が気ではないですね。
終わりに
こんなインフレが続くと、しばらくはFIREしようといった思惑の人たちも躊躇してしまうかもしれません。
もうこの道に踏み込んでしまった僕は引き返せませんから、あとはインフレを受け止めて、いかに生活を適応していくかだけですが・・。
FIREにとっての新たな脅威のインフレ、悩ましいですね。
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