FIREから1年5か月が過ぎ、ようやく自分がどこに向かっているのか、その行先が見えてきた気もします。
今日は、そんなFIREの向こう側の世界について自分の感じていることを、まだ荒削りの状態ですが記事にしたいと思います。
なお、これは僕自身が向かっている方向で、個々、いろいろな道はあるとは思います。
Beyond Fireの世界とは~自由人
僕にとってFIREの経済的自立は入口です。
早期リタイアをしたことで、ようやく他者(会社)からの束縛、強制、支配、命令等から解放されたと言えます。
でもそこまで仕事が苦痛では無かったので、軽い束縛、やや重い強制、命令からの解放ってとこです。
リタイア後、会社員時代とはまるで違うことをやりながら漠然と進んできましたが、いま向かっている先は「自由人(=自分らしさの復興)」というものです。
復興とは大袈裟ですが、30年も会社員として染まってしまった自分の習慣を変えることは簡単ではありません。
そして、どこに向かうかは人生の歩みかたという「人生観」なので大事です。
ビジュアル化するとこうなります。
自由人へのステップ
FIREから自由人へのステップについて個々に説明します。
①経済的依存
誰もが通る「生活のために仕事をする」という段階です。
自分の持っている時間を売ってお金に換えるということは、ある意味、「生活のために会社に依存している」と言えます。
もちろん、依存度は人それぞれですし、経済的に依存してても、精神的には依存せず、自立し、主体的に「会社を使って自分のやりたいことをやる」ということもできます。
②経済的自立
そんな時間を売ってお金に換えるなかで、資産もたまってきます。
その結果、お金の不安なく生きていける資産(生涯分のストック)を持てたり、あるいは投資をすることで「資産所得>生活費」となって、会社に依存しなくても生活できる所得(プラスのキャッシュフロー)を持つことも可能です。
その結果、他者(会社)から受ける束縛、強制、支配、命令等などの嫌なことを、自分の意思で切り捨てる自由や権利が生まれます。
③経済的自由
経済的自立の結果、実際にそうした束縛、強制、支配、命令等などを切り捨て、自分の好きなライフスタイルを作ります。
ライフスタイルは、完全リタイアであったり、セミリタイアであったり、起業であったりと、自分が望むものです。
そんな新たなライフスタイルをスタートすることで、いよいよ「経済的自由」を得ることができます。
経済的自由とは、自分が望むライフスタイルを送りながら、本当の自分らしく自由に生きることを模索できる状態のことです。
例えば僕の場合は「サラリーマン生活で染まりきった自分から脱して、もう一度、自分らしく生きよう」というモットーで、セカンドライフを心穏やかに楽しく過ごすことです。
④自由人
そんな自分の好き勝手なライフスタイルを送っていけるはずですが、どこか束縛があります。
会社からの束縛から解放され、経済的自由によって好きなライフスタイルを生きても、今度は自分自身が自分を縛り付けているものから解放されたくなります。
例えば僕がいまやってるのは、感謝の気持ちからの親孝行です。
それをするもしないもそもそも自由です。
ですが僕自身、これまで親に何一つ孝行せずに生きてきたので、恩返しをせずして自分に自由は訪れないと感じています。
会社からの解放の次は、自分が自分に縛っているものからの開放です。
自分のためというより、使命感として感謝しながらやってはいることですが。
義務を果たした先に自由人となれるのでは?
今は、そんな一通りの義務を先にすることで、他者から縛りも、自分自身からの縛りも、両方から解放されて自由人になる・・という気がします。
自由人というと「好き勝手に自由奔放に生きる人」っていうイメージで、歓迎される言葉ではないのですけどね。
それゆえ別の言い方として「自分らしく生きる」としましたが、これもどこか「自分よがり」な響きもあってなんとも言えません。。。
まあでも「自分の宿命や使命をまっとうする」という側面もあるので、自分勝手な生き方を指しているわけではありません。
終わりに
FIREから自由人への道のりのなかで、いろいろな自由を得られます。
それら自由について、自分なりにまとめてきた記事が以下です。
これら自由の1つ1つが価値あります。
つまり自由からの報酬は、自由人を達成した地点にあるのではなく、その自由を求めながら感謝し、仁義を尽くし、自分の使命を全うす過程(生き方)にあるのかもしれません。
なんて最近は妙に哲学めいてしまっていますが。
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