契約中の金融サービスの一覧表を作成しました。
目的は、ばらばらなる満期や利率を一元的に管理するためです。
昨日の記事(9月末の総資産月次分析)でも「複数通貨での定期預金や社債など、いつ、どれが満期となるか、利回りが幾らか、を一目でわかる状態ではない」といった資産に対する透明性やコントロールが欠けている課題を認識したばかりです。
さっそく取り掛かったので、どのような一覧表を作ったか、その一覧表の効果はどういったものか、を綴ります。
サンプルもつけます。
契約中の金融サービス管理の現状と課題
僕はいま、定期預金(複数通貨)や社債など、6社の金融機関と取引し、9つのサービスを契約しています(株式・信託・確定拠出年金を除く)。
その契約期間は3か月から10年とバラバラで、当然、利回りも違います。
その結果、時には満期が来たことに気が付かずにいたり、予め満期が来る前に次なる運用をどうするかといった作戦をしっかり立てることもできずにいました。
なお、主要な取引先は金融機関の担当者が個別に連絡をしてくれたり、自動通知メールが来ることで「もうすぐ満期」といったことを把握しますが、自分が任意に、「どのサービスがいつ満期か、利回りはどれぐらいか」といったことも把握できていません。
ましてはFIRE生活で大事となる「個々のサービスが年間で幾らの利益をあげるか」といった収入サイドもやや管理がおぼつかない状態です。
契約中の金融サービスの一覧表
ということで、一覧表を作ってみたのがこちらです(リアルバージョンをサンプル版に転換しています)。
はしおっていますが、これによって
・各サービスの満期が一目でわかる
・各サービスの利回りが一目でわかる
・各サービスが生み出す月間の収益がわかる
→その総和として、当該サービスからの年間収入がわかる
となります。
本質的な目的
なお、この本質的な目的は「管理」やその「透明性」ではなく、満期を迎えるに際して、次なる運用をどうするかといった作戦をしっかり立てることです。
ちなみに直近では、数日後にポンドの定期預金が満期を迎えるので、その運用をどうするか検討しました。
現状では、ポンドの定期預金の利率はかなり高く、まあ、いまのリタイア生活においては3%程度の利回りなら定期で良いのかなという最終判断です。
英国の株式市場に投入するのもありますが、それによって株価の上下に気を揉む日々を送ることも本末転倒なので。。。
なお、満期がくる直前に情報を把握したところで、何がベストな運用かを判断するにも情報が不十分です。担当者との面会で直前に情報をもらうも、自分の投資判断としては十分な裏がとれずに時間切れです。
やはりきちんと事前に情報を自ら把握し、最適な使い道を考えることは大事です。
終わりに
ということで、月次管理での課題感に対して、急遽、こうした資産管理の一覧表を作ってみました。
管理のための管理はしたくないので、シンプルなものになりました。
また、個々の満期をもとにあらかじめ自分のメール通知をするようにも設定しました。
当面はこれで十分に役割を果たしているとは思います。
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