日常の些細な出来事で「FIREをして良かった」と感じる瞬間があります。
その6つめの事例が「内省」です。
内省とは、自分の思考、感情、経験を客観的に見つめて自己理解を深めることです。
サラリーマン時代は、自分の仕事について「内省」をして、仕事やチームの成果を最大にすることを企業研修で受けたことがあります。
でも、それはあくまでも「業務」が目的で、自分自身の生き方なんて掘り下げませんでした。
FIRE後は、それを使って「サラリーマン時代より自分に向き合って理解を深める」が進んだなと、昨日、ブログを書きながら思いました。
今回は内省とFIREについて綴ります。
サラリーマン時代の内省について
もともとサラリーマン時代の研修で学んだ「内省」は、「会社の業績目標に対して、いかに自分自身がチームと対面しながらよい結果を出すか」という手法です。
具体的には、仕事においてどう思考し感情反応があったか、それは自分のどういった価値観(仕事観)から来るものか、など自己対話します。
あくまで仕事との関連で、そもそも自分が人生をどう生きたいかといった掘り下げでもありません。
ただ、そうしたやり方を学んだことは、少しリタイア後も役はたっています。
内省による気づき力
新たな気づき(学び)は「7:2:1の法則」というものがあります。
これは、気づきを得られる場面というのは、
7割 :仕事上の経験から
2割 :上司等のフィードバック
1割 :研修トレーニング
となります。
これをFIRE生活に応用すると、
7割 :仕事上の経験から→日々の経験から
2割 :上司等のフィードバック→他者との交流から
1割 :研修トレーニング→書籍などから
と書き換えて実施できます。
日常を綴りブログが理解を深めた
よって、サラリーマン時代には考えることを放棄していた「自分がどう生きていきたいのか」みたいな人生観を、FIRE生活で深く掘り下げながら過ごしています。
それを簡単に言い換えると、
①自分の「やりたいこと」は何か?
②なぜ「やりたい」のか?
③やることで何を得たいのか?
といったことです。
そこには
①自分が自分自身でやること、
②自分が家族や友人にしてあげたいこと、
③自分が社会貢献としてやりたいこと、
などもあります。
ブログによって内省がどう進んだか
僕がブログを始めたのが2022年11月です。
当初から「気づきを発信」ということで、日常の出来事から感じたいろいろなものごとを綴ってきました。
その裏では内省をしています。
そしてブログ開始から10か月後、ようやくその一次回答がみつかりました。
当初とは少し違う方向にブログを転換したことを書いた通りです。
なお、昨日の記事でも自分がFIRE後に取り組んだことを書いてます。
終わりに
FIREでの自由を元手にいろいろやって、ブログでの言語化もしながら自己理解を深められたと、昨日の記事を書きながら思いました。
FIREは自己理解の手段としても良いものだと思います。
また「FIRE卒業」で仕事に戻った人も、FIREでの気づきを最終的にプラスにできたなら、「失敗」と卑下せず「前進」と捉えればいいと思っています。
で、こうした主張を「綺麗ごとだ」と片づけてしまうと、もは成長という芽がないので、「反省」をして自分を変えるか、成長なく生きるかの2拓だと、怠ける自分に言い聞かせてもいます。
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