いまのリタイア後の生活で、サラリーマン人生で失ったりできなかたったことを取り戻そうと、それなりにアクティブに動いています。
ですが1つだけどうしても取り戻せないものがあります。
それが「スポーツに心底夢中になること」です。
スポーツ以外の趣味については、嬉しさやら楽しさは伴って良いのですが、スポーツ関連だけはどうも「夢中」という感覚が戻りません。
今日はそんなもどかしい「取り戻せないもの」について綴ります。
FIREで取り戻しているもの
リタイア後は、スポーツ以外のものごとは、想定通り楽しかったりします。
行きたかった場所に旅行をすると、旅先でのドライブも爽快ですし、知らない場所を観光したり、ローカルな食事を味わうなど、新鮮味があって楽しい日々です。
リタイア後、新しいジャンルの投資も、それはそれで、契約までドキドキ感とかトキメキ感はありました。
インドア系の趣味として、料理やら語学を習ったり、資格を取るのも、充実感はあります。
FIREで取り戻せないもの
ですがリタイア後、いまだに「スポーツ」に限っては、20代や30代の頃のような「寝ても覚めても楽しい」という没頭感覚を取り戻せません。
思い返すと、20代にサーフィンやスキーをやり始めたときは、翌日に海やスキー場に行く前日は「明日起きたら行ける~」と気持ちが高ぶり、寝つきが悪かったり、それでも朝4時に目が覚めたりしました。
日が沈むまで1日中スポーツをすると、体はクタクタですが心が充たされ、半端じゃない興奮状態となりました。それでもまた「明日もやりたい!」と思うのです。
リタイア後、今までにやっていなかったSUP(スタンドアップパドル)、カイトサーフィン、スカッシュなど、やってはみたものの、そこまで心が躍るような感覚がありません。
「歳を取った」という言葉で片づけると簡単なことではありますが、そんな「心がくすぶる感覚」はどうにかしたいものです。
若いからこそできることなのか
こうした「心が躍る」という理由を考えると、例えば、ゴンドラに乗って山頂まで行くとすごく眺めが良かったり、そこから上級者コースにチェレンジし、何度もクラッシュしながら降りていくなど、若いころは前に前に突っ込む精神があったと思います。
そして、チャレンジをしながら少しずつ技術が向上し、そんな成長が楽しいとも感じました。
それを友人達と一緒に体験することでさらに「心が躍る」となった気もします。
これらを踏まえると、今は体力的にも健康的にも、無茶は控えたほうが良いとは思いますし、若いころだからこそできたことなのかもしれないとも、思います。
終わりに
ただ、20代のような旺盛なチャレンジ精神で無茶をするのは、いまは難しとは思いますが、なんとか「寝ても覚めても夢中になるスポーツ」には出会いたいものです。
単に「楽しい」というレベルではないもう一歩を、若い頃の無謀さではない方法で踏み出せるには何がよいか、どうすればよいか、まだ探っていくつもりです。
ちなみに高齢者でも、素晴らしい偉業を達成した人がいます。
80歳にして3度目のエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さん。83歳にして単独無寄港太平洋横断に成功した堀江謙一さん。
高齢だからチャレンジは無理ということもないと勇気づけられます。
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