【リタイア資産の最適化】まとめ~手順・結果・フォーマット等

2023-11-12

資産額 投資

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リタイアから17か月経過し、改めて「リタイア資産の最適化」を進めました。

リタイア生活が落ち着いてきたことと、2024年を見据えた対応です。

この記事では、資産運用の最適化の目的、試算結果、そこで利用したシュミレーションのフォーマットなどを備忘録として綴ります。

リタイア資産の最適化の背景と目的

今回の最適化の背景は「投資待ちの現金ポジション(遊休資産)が資産運用の効率性を下げている」という課題のためです。

資産運用の利益効率性を高めつつ、安全性や健全性を確認する目的です。

リタイア生活も安定期ゆえ、あらためて3つのステップで見直しをしました。

検討ステップとシュミレーション結果

3つのステップは次の通りで、あわせてシュミレーション結果も掲載します。

ステップ1:現預金の必要額を再検討

当面のリタイア生活の現金必要額(生活防衛費)を洗い出します。

毎月の生活費を資産所得で補いきれない赤字家計のなか、向こう「3年分」、生活のみならず、緊急時の対応、同期間におけるライフイベント費用、取り崩し用の資金となる現金総額です。

結果的には生活費の18か月相当でした。

【リタイア資産の最適化】現預金比率と金額を見直した

なお、このシュミレーション結果は次の通り、資産運用中の評価上の上下はここでは関係ありません。

あくまでも「口座からの入出金」という円建現預金としてのキャッシュフローを追ってグラフ化をし、その結果、設定した金額(金融資産の8%;生活費18か月分)で安全にやりくりできます。

なお、実際のフォーマットはこちらの通りです。

ステップ2:全体の資産運用の構成を最適化

現状の資産構成を見ながら、ステップ1で洗い出した投資可能な現金残高(13%相当)をどの資産構成に配分していくかを検討します。

現預金を好きに投資するのではなく、全体として最適な資産構成をもとに、現預金の投資先を考えます。

配分を決定する判断は、「守り資産運用(=リスク許容)」と「攻めの資産運用(=リスク受容)」を前提にしていて、前者を5%、後者を8%としました。

【リタイア資産の最適化】現金残高推移と投資リスク判断

なお、この判断に前提にしていた「リスク受容」の算定(=最大損失の算出)はこちらを使っています。

為替リスクについては今の状態から0.6倍まで下落し、攻めの資産運用では0.3倍まで下落という前提にしました。

ステップ3:投資計画

個々の投資先に対して具体的な計画を立てていきます。

今後、検討していきます。

終わりに

以上のように、「現預金」についてはリタイア生活に即した「最適保有額」を求めるができました。

どうしても外貨や円建などの混在で、また、かなり多岐に分散投資をしているので、こうしたキャッシュフローを管理することは、こうした資産構成では大事なことです。

なにしろ会社経営であったら、現預金が不足すると「黒字倒産」にもなります。

この結果を踏まえて、今後はFIREシュミレーションを見直しするようにしていきます。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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