サラリーマン時代、さほど「労働から解放されたい」と思うことが少ないながら、いま思い返せば「そうはいっても明らかにFIREしたい自分がいた」という出来事が幾つかあります。
会社では、人間関係も良好で、ブラック職場でもないので、僕の体験は数も質も極端ではないかもしれません。
とはいえ、今日はその出来事のTOP3について綴ってみます。
第3位:いつまで続くんだ
これは忙しいというより、暇でやることがなかった頃に出くわした「自問自答」です。
30代前半のある日、上司は休暇で不在、自分は仕事の山場も超え、溜まっていた交通費精算やら庶務的仕事をしてもまだ時間が余っていました。
そんな暇がありすぎて良くなかったのか「こんなサラリーマン生活はあと何年あるんだ?」と年数から日数まで数えて「あと定年までxxxx日も働き続けるのか・・・」とがっくりきたことがありました。
出口がまだまだ先の時は、目先のことで忙しいほうが幸せなのかもしれません。
第2位:始発電車
今度は逆で、かなり忙しい部署にいた時です。
朝4時まで連続で仕事が続き、早朝から近くの松屋で朝ごはんを食べている時は「このままずっと働くのは無理だ・・」と感じました。
その後、体もクタクタ、頭もぼんやり。シャワーを浴びに始発電車で自宅に帰る途中、酔っぱらいの乗客、仕事帰りの飲食店員風な人にまざり、朝から元気はつらつな顔でサーフィンボードを肩から下げて海に行く自由人がいました。
「こっちはサラリーマン・・あんな自由人にはなれない」と自分の不自由さを痛感した瞬間でした。
第1位:繰り返し
ある時期、1つの部門で長く勤めていたことがあります。
毎年2~3月は、4月以降の新年度の予算計画を立てます。
毎度毎度の繰り返しがあります。
予算を多めに出して、「コスト削減だ」と言われて出し直しの宿題を受ける。
そして少し削って再提出しながら「もう削れない」と理由を述べる。。
で、「あと10%削れ」と言われ、それで合意・・。
結構な「出来試合」なもので、だいたいの落としどころを誰もが頭に描きながら、無意味な「芝居」をやっています。
そんなとき「同じことを毎年繰り返して、何も進歩はないし意味ない芝居は、いつまでやるのか・・」とげっそりしました。
終わりに
僕にとっては、こうした①暇すぎた時、②忙しすぎた時、③進歩がない時、は「定年まで働けない・・。早くリタイアしたい。」と思いました。
おそらくFIRE本気志向の方からすると「その程度」とか「少なすぎ」となるかもしれません。
そんな程度の差はあれ、こうした出来事(転職しても会社員である限りは脱せない問題)に出くわす頻度や深刻さが大きければ大きいほど、それだけ「労働で解放されたいメーター」がマックスなのだと自己判断できますね。
一方、リタイアして思うことは「そうはいっても過ぎてしまえば一」ということです。
嫌なことが永遠に続くような感覚は、錯覚で、いつかトンネルを抜けるものでもあります。
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