世間一般には「独身リタイア生活は一人っきりで孤独だ」と思う人が多いようです。
それはリタイアすることで「1人時間」が増え、そんな時間が「1人っきりである孤独感」につながると想像するからです。
ですが現実は「1人時間」をどう過ごすかで必ずしも孤独感はありません。
今回、そんな「1人時間が多くても孤独を感じない」という理由について綴りたいと思います。
リタイア後の1人っきりの孤独感とは
リタイアをすると職場でのわちゃわちゃした時間もなくなり、全てが「1人時間」です。
自分の意思で会社を辞めて「自由」を手に入れたわけなので「自由と言う名の圧倒的な1人時間」を手にしたのだと思っています。
人によっては「自由の居心地」より「1人時間の孤独感」を強く感じるのだと思います。
僕の場合、独身リタイア生活ゆえ既婚者よりも更に多くの1人時間がありますが孤独感はありません。
その理由は「1人時間だからこそできること」をしてきたからだと思います。
1人時間ゆえできること
1人時間を有効に使って僕がやったことはいろいろあります。
孤独を遠ざけるという意味では、旅行や遊びより、
・自分のことや人生のことを深く考える
・家族や自分を取り巻く人間関係を見つめ直す
・社会の理想について考える
などが役立ったと思います。
意味不明な精神的探求ゆえ「かえって孤独に陥りそう」と思う人もいるかもしれません。
僕はサラリーマン時代に軽視していたこうした物事をリタイア生活に入って自分なりに振り返り、いろいろと発見がありました。
サラリーマン生活を通じて感化された「サラリーマン脳」をリハビリしながら、自分の生き方を見つめ直したわけです。
人生をどう生きたいか、何が楽しいと感じるか、お金とどう向き合うか、自由とは何か、生きがいとは何か、大切にすべき価値観は・・など答え探しは必要なことでした。
それは自分の土台をみつめ「自分軸」を立て直す作業でもあり、人生の意味づけ作業ともいえます。
こうした「探求」は1人時間が多いからこそ集中できたし「孤独」を感じる暇はなかったと思います。
ちなみにブログでも「自由」というだけでこれぐらいの記事を書きました。
仕事もそうでしたが、リタイア生活も「自由とは?」とか「お金とは」など、目の前のパズルを解く楽しさがあったと思います。
ほど良く群れる
そしてもう1つは「コミュニティー」で群れることです。
コミュニティーといっても、単に、様々な方面の友人などとの接点を継続することです。
その時に、探求の結果で気づきや自分軸があるから、影響されず、染まらず、後悔やら嫉妬も一切なく、気楽に平穏に交流していられます。
もし自分の精神基盤が不安定で「他人軸」でふわふわした状態なら「群れること」でかえって孤独を感じたり取り残されたと感じるかもしれません。
そんな疎外感や孤立感もなくこれまでと同じように交流しています。
リタイアのメリットやデメリットから生きることの「新しい気づき」もあるので、お互い「へぇーそうなんかあー!おもろいなあ!」というネタには困りません。
生き方も生きる道も違う同士、どこか「楽しいこと」「オモロいこと」という共通関心を共有し驚きあうことで繋がってる感がします。
ここでは書けない馬鹿話も多いですが。。
終わりに
結局、「1人時間」を有効に活用すればそれは「幸せな孤独」になると思います。
僕は自分自身と向き合うことは自己対話でしたし、新たな思考や引き出しができたと思います。
なのでリタイアの1人時間で自己や社会探求したのは良い機会だったと思います。
ただ、世の中には考え尽くしても解けない問題やら、解くことに意味ないこともあるので、まあ気を楽にしながら、1人時間と向き合うのが案外良いと思います。
僕はその上で少し群れる時間も有意義に感じています。(群れるのが嫌な人もいるでしょうしそれを含めて自由な生き方を選択すれば良いと思います)。
自由というのは案外「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という世界だとも思い始めています。
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1 件のコメント:
セミリタイアは人生における重要なことがらがすべて突き付けられてくるからなあ
仕事?人間関係?金?家族?世間体?趣味?社会貢献?老後?健康?メンタル?
そんなあらゆるものが一挙に押し寄せてくる。
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