FIRE生活はストレスもなく「楽しい毎日」を存分に味わえます。
しかもそれを「楽しい」と言ってもなんらペナルティーも嫌がらせもありません。
ところが異次元なる「会社員ワールド」は状況が違います。
仕事は極力楽しむ主義だった僕は、この会社員ワールドでは罰則を受けました。
FIRE生活では当たり前の「楽しむこと」が会社員は「楽しく仕事すると危険」となるエピソードを話します。
サラリーマンの楽しい仕事とは
当然ですが、仕事は楽ではありません。
楽じゃないからと不機嫌に過ごしても職場はギスギスするだけです。
知力より体力、頭のキレより場のノリしかない20代は、上司からも「仕事できなくても良いからせめて若者らしく明るく元気にしておけ」と言われました。
そんな指導に素直に従った結果「随分と楽しそうに仕事をしている」と評判になりました。成果はさておき。。
でも一応は仕事には前向きに、即対応や即レスで機敏に動き、目標や意義を見い出すように臨みました。
仕事が溜まると「仕事に追われるのはストレスだ」と、週末に出勤手続きをせずこっそり出社し仕事を片づけました。
そんな「努力してますアピール」はひた隠しに、表向きは「楽しそうに仕事する」を「クールでいいじゃん」な感覚でいました。
ですが、サラリーマン社会ではこうした努力もクールさも強烈なる一発カウンターパンチで「地獄」に突き落とされます。
楽しい仕事からの奈落の底エピソード
ある日、ハズレ上司から呼ばれます。
「随分と楽しそうだな。日焼けもして週末もインジョイしているようだな!」とニヤニヤしています。
「この仕事(かなりキツイ仕事です)を誰に任そうか考えたが、君が一番余裕もありそうでちょうど良い」。。。
いやな予感に続いて上司は「仕事は適度なストレスがないとダメだからな」
「・・・・」
上司の脳内では「楽しく仕事している=余裕がある=ストレス不足=そんなのでは成長しない」たる変換があるようです。
「ストレスが成長をもたらす」の構造
会社では「健全なストレスが成長をもたらす」という古い信仰が実在します。
それゆえ「楽しく仕事をしているようでは負荷(ストレス)が不足だ」たる評価文化です。
不足はイケマセン。可愛い孫の野菜不足を心配するおばあちゃんはニンジンを無理やり食べさせて孫が泣きだします。
会社では育成に良かれと思って、仕事の負荷(ストレス)をあたかも「サプリ栄養分」のごとく摂取させようとする「サプリ上司」です。
絶えず、若手のストレス状態をみて「オマエはストレス不足だぞ!これを飲め」と言わんばかりにストレスある仕事を次々に与えてきます。
そんなサプリ上司の目を欺くよう、こちらも進化しないといけません。
それは、余裕がないふり。辛そうな仕草。体調不良っぽい妙な動き。。。
それでもサプリ上司のロックオンを感じれば「仕事がきついせいか体調が思わしくないので休みます(ゲホォゲホォ)。」と逃走するしかありません。
弱者が強者サプリ上司に対抗する「窮鼠猫を噛む」作戦です。
追い詰めるられたらガブっとサプリ上司を逆襲するしかありません。
「楽しく仕事する」のプロたる道へ
ただ、そうしたサプリ上司も、実は自分が楽しい輪の中に入りたいだけだったりします。
そのために有効なのが「楽しく仕事をしている若手に混ぜてあげる」という作戦です。
たとえば「部長、ひとつ僕達と賭けましょうよ!この仕事が上手く言ったら一杯奢ってください。だめだったら奢ります」なんて感じで巻き込むのです。
案外、サプリ上司も「おぉ、そっかぁ〜」とペースに巻き込まれ、サプリの手も緩むものです。
終わりに
FIRE生活では「目いっぱいありのままに楽しむ」を自然にできますし、それが生きるうえで貴重だと痛感します。
一方で会社員時代は、スキルを高めて成長し「できることを増やす」が優先される状況でした。
余裕っぽく仕事をしていると「負荷が足りない」とストレスをかけられ、更に「より早くより上手に出来ること」へと追い込まれます。
サラリーマン時代は上手く立ち回り、人生を楽しむ能力を自分でつけていくしかありません。
サプリ物語でお伝えしたいこととは・・
「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生(斎藤茂太)
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