FIREに関してHOW-TOの情報が世の中に多く出回っていて、それに対して常々、違和感を持っています。
なぜなら「HOW-TOばかり追いかけていては成功しない」「WHYが大事だ」と、思っているからです。
今日は、この単純で本質的な、WHYというFIREに向き合うスタンスについて綴ります。
FIREはなんのため?
How-To-FireよりWhy-FIREが大事だと思うのは、
「そもそも人間は誰もが人生を楽しく幸せに生きる為に生まれてきた」
という単純で本質的な点からです。
嫌な仕事の奴隷になるためでもなければ、あるいは仕事が面白いからといって会社に尽くす為に生まれてきたわけでもありません。
こう考えるのは、僕だけではないと思います。
公式でいえば「仕事=人生」ではダメで、なぜならこれは「人生ー仕事=0」となるからです。
仕事がなくなったら何も残らない、そんな状態のままいくらHow-To-FIREに専念しても、目的不在で手段に溺れるだけです。
FIREは目的を持つことが大事だと思う理由
FIREで目的を持つというのは「WHY-FIRE」の解を持つことです。
その「仕事=人生」の式を転換すれば「人生ー仕事>0」となるような「有」を持つことです。
それが「WHY-FIRE」から得られるのです。
別に難しいことをではなく、単純に「退職したら世界一周したい」でも、今やりたいことでも、子供の頃にやりたかったことを思い出してもいいと思います。
仕事で人生が終わるようなことは絶対に嫌だとの気持ちをもって、思いつく夢を挙げてみるのが良いと思っています。
FIRE後に投資をすることの是非
そんなWHY-FIREでは、一方で捨てること、いわゆる断捨離も必要です。
僕がリタイア後に捨てたことの1つが「投資」でした。
いつまでたってもお金を増やすことを目的に生きていてはたとえ経済的に自由でも精神的に不自由だと思ったからです。
そうして「人生ー仕事ー投資>0」というリセットを実践してきています。
投資はせずとも資産運用で資産放置することから不労所得を得ているので、お金には縛られなくはなりました。
ただ最近は、FIREでの時間的な自由や、思考の自由、多少の余裕資金で「お金を増やす目的ではない投資的なことをする」のは良いかなと思うようになりました。
あくまでお金に縛られない前提です。
終わりに
今回はWHY-FIREが重要であることを綴りました。
これは会社員を否定しているわけではありません。
現に僕は会社員の頃、忠誠心もありましたし仕事を通して成長したいと強く思っていました。
いまFIREから2年経ちますが、その間ずっと「会社を辞めなければ良かった」との後悔はありません。
僕にとってWHY-FIREの答えの根底で、
人生の主導権を取り戻し、選択肢を手に持つことができ、日々、他者の力(誰かの指示や仕事の目標や評価)に左右されない、自分の人生を自分の足で歩んでいる感覚
が何より貴重だと思うからです。
なので・・・たかが仕事ぐらいで悩んでいる方は、そんな悩みを見つめ直してください。
誰にとっても人生の方が仕事よりもはるかに大事です。
そしてFIRE目指してHOWで猛進している人もWHYを少し考えてみてください。
僕の回答が正しいわけでもありません。人それぞれ、自分の解を持つのが良いと思っていて、FIREから2年で実感中のこの感覚を言語化しお伝えしたいと思いました。
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