僕がブログでもっと書きたいことは国際分散でありグローバルライフハックなFIRE生活の話題です。
どうもFIREやその日常、最近は節税の話題も書いていますが、それは(セミ)リタイアを目指したり実践中のコミュニティーでニーズがある情報を提供しようと心がけた結果で、よくよく考えると、僕が書きたいことの軸に近づけずにいる気がします。
今後どうするか考えますが、まず今回、少し頭出しをします。
書きたいことは「グローバルなFIREライフスタイル」で「日本でも世界のどこでも、所有資産の購買力を最大化させて生活する」を目的としたノウハウや実践模様です。
今日は、そんなモヤっとした状態について少し気ままに綴らせてください。
外国人の購買力の高さ
お気づきの通り、円安になってから訪日外国人が日本で「何でも安い!」と「けた違いの消費」をしています。
テレビニュースでも、そんな爆買い・爆消費を取り上げています。
東京でも半年も前から築地市場は外国人でごった返し、彼らの高い購買力のせいか、3000円だった海鮮丼が今は6000円もします。
こうしたデメリットが日本居住者にはありますが、訪日外国人からしたら、現地通貨の感覚で「とても安い」となっているわけです。
そんな購買力の高い(でも、現地では普通の生活レベルだったりする)外国人旅行者をみて羨ましく思っている方も多いかと存じます。
でも実は、僕も、訪日外国人と同じことを日本でやっています。
それができるのは、僕の国際分散の組み立て方でちょっとした工夫をしているからです。
国際分散の2つの方法
国際分散は2つの方法があります。
1つは多くの方がやっている「S&Pやオルカン等の投資信託を積立で買って資産を増やす」というものです。
これは「決済通貨=円、投資先=海外」という海外資産を投資信託を使った円建決済で進める国際分散です。
一方、僕はこのやり方は「円・ドル・ポンド・バーツ」といったマルチカレンシーを直接所有し投資運用する国際分散です。
つまり「決済通貨=各現地通貨、投資先運用先=海外&日本」です。
ドルはドルで運用して増やし、満期が来てもドルのままということです。でも、それはアメリカでの資産運用もあれば、日本の銀行でのドル建て資産運用もあります。
僕の国際分散の内容
もう少し僕の国際分散の内容を説明します。
まず、純資産のうち国内不動産を除いた残りの「金融資産」を国際分散をしています。
金融資産は「円貨:先進国外貨:新興国外貨を5:3:2」の比率で所有しています。
具体的には「円・ドル・ポンド・バーツ」といったマルチな通貨資産を直接所有し投資運用しています。
投資や資産運用の先としては、外貨定期預金、外貨建て社債、外国不動産(REIT)といったものになっています。
グローバルの主軸通貨であるドルとポンド(先進国外貨)をもっておけば、本国だけでなく他の諸国でも換金性が高いからです。
また新興国外貨としてバーツを持つのは、自分のライフプラン上、お気に入りのタイでプチ移住するなり旅行をするなりでの「原資」になるからです。
こうした資産性とライフプランの兼ね合いで通貨比率を決めています。
国際分散の目的
この国際分散の目的は「日本や世界のどこにいても、自ら所有する資産(マルチカレンシー)の購買力の強いところを使って購買力を最大化させる」というものです。
例えば数週間前、ドルが149円、ポンドが187円でした。先日そのポンドが190円を超えています。
つまり、為替は二国間の相対的な釣り合いなので、円に対してドルも強いですが、それよりポンドが瞬間的に円に強い日もありました。
なのでそんな時は、僕は自分のポンドベースのデビットカードを使って、日本のお店で買い物をすれば、それはポンド決済となり、僕のイギリスの銀行口座のポンドが減るのです。
もしドルが強ければドルベースのカードを使って買い物します。
あるいはバンコクで円が弱い値段をつけていればより主軸通貨のドルのカードを使ったり、あるいは(まだ持っていませんが)現地のバーツのカードを今後は使っていきます。
複数通貨のお財布を持つ
つまりこの方法は、日本や各国に銀行口座を持ち、各国発行のデビットカードやクレジットカードを使って「複数通貨のお財布を持つ」というやり方です。
もちろん、日本のSONY銀行の外貨口座にドルやポンドを置き、そのカードを使ってアメリカやハワイで買い物をすれば、SONY銀行のドル口座から引き落としがされます。
どの国にどの通貨をどの程度持つかは、自分のライフプランで設計します。
そうした生活をしながら、資産運用としては、アメリカの銀行でドルを短期の定期を組むより日本の銀行の利率が高かったりを活用します。
新生銀行の米ドル定期預金は3か月で年率4.6%がついたりするので、ドルで預金し、満期でドルで戻る時には、日本で運用しながら、ドル資産が円資産よりスピード早く増えます。
但し、日本の外貨預金口座は預金保護がなかったり途中解約できない制限もあるので、そうした各国ごとに異なる状況も理解してベストな組み合わせで運用するのがポイントです。
グローバルに購買力を最大化したFIRE生活
こうした各国通貨ごとの投資でベストを尽くし(あまり円建に換算して考えすぎない方が良い)、最も資産が増える場所や所有形態を考えながら、その通貨を増やして購買力を高めます。
こうして「日本でも海外旅行先でもプチ移住先でも場所を問わず、その場所、その時点で最も強い通貨を使ってFIRE生活を送る」を実践していくのです。
なお、同一通貨で増やす限りは、日本であれば源泉税は取られますが、円転しない限り、為替差益による雑所得の課税もありません。
とまあいろいろ奥の深い世界が「お金」というだけでもあります。
そのうえで、マルチカレンシーの「消費」も多様なノウハウが存在します。
最近は試していませんが、例えば、国際区間のフライトを予約するにも、それが同じ航空会社の同じ便でも、アメリカのEXPEDIA、日本のEXPEDIAで値段が違ったり、同じ航空会社でも海外発券(現地通貨払い)にすると安くなったりなど、どの国のどの旅行サイトでどの通貨で手配するかで購買力の差もでます。
こうした資産形成と購買の両面でマルチカレンシーを活かし、資産を増やしながら上手に消費するのです。
終わりに
といったグローバルライフハックなFIRE生活は、ちょっとニッチすぎるのが難点です。
ただ、ライフスタイルには密接にかかわるもので「およそ今後の強い通貨や自分が旅行やプチ移住で住むだろう」というライフプランに合わせて国際分散の比率を考えたり、資産を増やしたりが必要です。
つまり「ライフプランx資産形成x消費方法」の組み合わせがありますし、ある意味、出口戦略が大事です。
こんな生き方を追求するのが面白そうだと思っているのですが、果たしてニーズがあるのやら。
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