最近のリタイア生活が「何かが足りない」と悶々としています。
何しろ「サラリーマン生活」と「子供の養育」という2大束縛(ネガティブな意味ではなく自制心が求められるという意味で)から解放されて始まった完全リタイア生活です。
当初の「解放の勢い」がリタイアから1年半で少し失速気味です。
今不足するのは遊び心であり「刺激」です。
ということで2024年は「自由投資予算」という刺激誘発剤を設けました。
今日はこの予算について綴ります。
自由投資予算とは
自由投資予算とは「刺激的なことに自由に投資するお金」です。
なにしろこれまでの投資は教科書通りでなんら刺激がありません。
「勝ちにいくより負けない投資」となんとも中途半端なポジションを持って、リスクとリターンを図りにかけ、合理的に判断することに徹していました。
幅広に株式投資、不動産投資、外貨、FX、年金保険、金、コモディティ・・などやってきたとはいえ、それら全部ひっくるめて「理想的な資産配分」に縛られ、リターンを生むことに縛られた変哲ない投資活動です。
なのであえて「縛り」を取り去って「自由に刺激的に」というやり方を実験してみようと考えています。
自由投資予算の使途例
その自由投資予算を使ってやりたいことを洗い出しています。
例えば、投資に不慣れな息子たちと「投資ゲーム」をすることです。
僕が自由投資予算の一部を使って息子の証券口座に送金し「オルカン」なりを買ってもらって運用するとします。
子供たちは自分の資産から投資をし、僕のオルカン(という名の世界経済成長性)の利回りと競い、あるタイミングで子供の成績が僕の選択したものより上回っていれば投資したものを子供にあげる(*)というものです。*贈与税は配慮して実行しますが
儲けを狙うというよりこうした過程で子供の金融リテラシーの刺激を作ったり、コミュニケーションのネタとしたり、わちゃわちゃ進めるプロセス重視の企画です。
ほか、クラウドファンディング、僕自身がプチ起業もやったり、高リスクの投資(やや投機的に楽しめるもの)をするなどです。
2023年に続く2024年のリタイア生活実験とする
ということで、自由投資予算は2024年のライフスタイル実験という位置づけで実施します。
これは2023年から取り組んだ種々の実験の延長で、目指すところは「セカンドライフを心豊かに刺激的に過ごす」というものです。
これまでのリタイア生活での実験を総括すると、
実験名:目いっぱいの支出実験(2023年)
仮説:「お金に制約を持たず、やりたいことを全てやり尽くせば、セカンドライフは豊かになるはずだ」
結果:時間もお金も制約なくやりたいことに注ぎ込むのは人生(精神面)が豊かになるが、それは会社員時代に想像した「想定内既定路線」でどこか意外性や刺激がない
ということで、2024年は、
実験名:あれくれ自由投資実験(2024年)
仮説:「遊び心をもって投資・起業に資金を投じ、プロセスや結果を楽しむことで意外性のある刺激的なセカンドライフになるはずだ」
結果:とりあえず年末までやって判定
ちなみに2023年の実験についてはこちらに記事にしています。
実験には失敗がつきものですが、最終的にこうならないように気を付けないといけません。
終わりに
この実験は自分にとっての「正しいお金の使い方」を模索するものです。
お金の貯め方はある程度の「成功の方程式」がありますし、蓄積された資産額で成功度も判定できます。
ですがお金の使い方は正解もなければそうした成功失敗の判定方法すらありません。
自分が成否の軸も作るような「設問も回答も自分が設定する」という作業です。
なので教科書通りではない「ハチャメチャな実験」もやる価値があると思っています。
なお、DieWithZeroというか死ぬ時点で資産がゼロになるような使い方がコスパ良いとも思っていません。
消費コスパを軸にするよりは、大事な人の成長に投資するなど「自分」という枠だけに留めない方が良いとは感じています。
結局は最終的に「豊かさ」を何をもってどう感じるか、そこに答えがあるのかもしれません。
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