リタイア後は田舎暮らしがきつい2つの理由

2024-03-28

アーリーリタイア生活

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アーリーリタイア前は「のんびり田舎生活もいい」と考えていました。

ですがリタイアから2年、いまだに自然が豊かな小さな町などの田舎生活にはシフトできません。

いま求める「生活の質(Quality of Life)」を満たせる場所が「①都会>②地方主要都市>③田舎」といった順位になっているからです。

今日はこの「田舎暮らしがいまの自分にはきつい」と思う点を綴ります。

田舎暮らしのデメリット

これは個人的事情であり見解です。

どんな生活をしたいかで何を”生活の質”として求めるかが変わります。

そんな前提では、田舎をディスるわけではなく、いまの僕にとって田舎暮らがきついと思う2つの理由があります。

それは、

①(田舎は都会に比べると)生活利便性が損なわれる、

②都会ならではの「交友関係の基盤」を田舎に求めることが難しい、

というものです。

もちろん、ずっと都会生活も窮屈ですし、自然が豊かでのんびりしている田舎も好きなので頻繁に旅行にも行きます。

旅行中も一人で生活するには寂しいが人間関係もしっかり作れたならば最高に居心地が良いとは思います。

ですが今の都会生活を捨ててまでそんな田舎に住もうという動機にはなりません。

それぞれみていきます。

田舎生活では生活利便性がデメリット

アーリーリタイアをしてから自分に使える時間が十分にあります。

するとやはり「買い物や食事や娯楽」などで外出する機会がとても増えます。

そんな外出時にいちいち車を使って外出したり、交通機関が制限されていて目的地に行くまで時間がかかるような状況では、かなり生活上のストレスを感じてしまいそうです。

それを東京生活と田舎生活で具体的な状況を挙げてみます。

東京生活の利便性メリット

今の東京生活では徒歩圏内で次の事が可能です。

・品ぞろえの多いスーパーが沢山あるし品質の高いものがそこそこの値段で買える

・レストランや買い物をする店舗なども多数あってかなり味も良く値段もそこそこ安い

・電車やバスで20分も移動すればさらに食事や飲み屋の選択肢が広がる

・車で出かければ1~2時間で海もあれば山の自然もそこそこある

田舎生活の利便性デメリット

それに比べ、リタイア後、レンタカーで田舎も含めてあちこち旅行をして感じるのは、

・買い物が不便、品ぞろえが今一つ、値段も高い

→地元産の野菜や海産物はとても品質も価格も良いと感じますが、他の食材などは全般に割高に感じます

→農家直営の野菜など安くて新鮮ですが、そうしたものを買いに個々に動くと時間もかかってしまいそう

・レストランなどの味や値段の総合的なコスパが今一つな気がする

→東京は外食など値段が高いという印象を持つ人も多いかもしれませんが、競争が激しいせいかなんだかんだ値段の割に美味しいものを食べられるお店も多い(安いお店もそこそこ探せばある)

と、少し生活面での違いが気になってしまいます。

ただ、地方主要都市(いわゆる人口30~50万人以上のイメージ)であれば住む場所を選べば東京での利便性と変わらない気もします。

ということで、③田舎、については厳しいけど、①都会、②地方主要都市、ということなら求めている利便性を満たせる気がします。

交友関係が制限される

都会は「人間関係が希薄だ」と世間で言われていますが、個人的にはそう思いません。

田舎生活での交友関係がどう広がるかは経験がないのでわかりませんが、例えばいまの東京生活においては、

・趣味の関係での講座や集まりなども豊富

→様々な大学や教育機関などでの教養講座がある

→もちろんオンラインで受講するなら田舎でも都会でも変わりませんが・・

・交流会なども豊富

ということで、とにかく講座からサークルなど選択が沢山あるので、自ら意思をもって動けば交友関係は十分に広い(一人で暇を持て余す)ということは無いと思えます。

今後の田舎生活の展望

こうして、生活利便性や交友関係といった「インフラ」が整った都会あるいは地方主要都市が今の自分が求める生活の質を満たせる場所だと感じます。

かといって田舎にしかない「自然の豊かさ」も好きなのです。

そんな田舎生活は、移住をして住むというよりは旅行を通して短期間で味わうというので、今のところは満たされると思っています。

ただ、東京に拘る必要はなく地方主要都市で1年ぐらいの期間を居住しながら、そこをベースにあちこち旅行することが最善だと思っています。

*例えば関西主要都市(神戸あたり)に短期間住んで関西~中国地方の田舎まであちこち旅行したり、九州の主要都市に居住し周辺を旅行するといったことです。

*これは以前書いた「地理的自由」をどう活用できるかの記事の通りです。

【価値の視覚化】FIREによる「住む場所の自由」の価値

終わりに

アーリーリタイア後はこうした「生活の質」として「生活利便性」や「交友関係」が大事になりました。

これらは今後のリタイア生活でも変わらない(除外しない)ものですし、きっと歳を取ってもさらに重要な要素になりそうです。

すると生涯「田舎に住む」といったことは無くなりそうです。

ただ、自分にとって「ここしかない!」なんていう心惹かれる田舎に出会うこともないとは言えません。

ひきつづき緩く「田舎暮らしはまだきつそうだ・・」ぐらいに留め、田舎への興味も失わず旅行などででかけてみたいとは思っています。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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