賃貸物件サイトをみていたらお得な物件居住のイメージがわいてきました。
募集物件の大半は借り手が有利な「普通借家契約」ですが、僅かなる「定期借家契約」はやはり「割安設定」です。
リタイア民である自由さを使って定期借家契約でマンションを借りれば、価格面も交渉面も有利に(ただし賃貸期間やタイミングはオーナーに合わせ)プチ移住が可能だと考えています。
今日はそんな定期借家契約を使った「家賃を抑えて上手にプチ移住する方法」を考えたので綴りたいと思います。
普通借家契約と定期借家契約の違い
まず賃貸契約は2つの種類(普通と定期)があります。
普通借家契約は、当初の契約期間(一般に2年間)が満了しても借り手が拒絶しない限り「更新」ができ、オーナーも正当事由がない限り追い出せない「借り手優位」の契約です。
定期借家契約は、契約期間が満了したあとは「更新」がなく、原則(*)、入居者は退去することになります。その分、普通借家契約よりも割安です。
*双方で合意すれば更新はありえます。
ちなみにオーナーが定期借家契約を選ぶ理由には、各種事情があって、例えばオーナーが転勤先から戻るタイミングを想定していたり、近々物件売却を考えていたり、リノベーション等の工事が計画されていたり、期間限定で別荘を貸したいなどのケースだったりします。
検索サイトで募集割合も見る限り東京都内マンションのある区で検索したら、定期借家契約は5%未満でした。
やはり定期借家契約は借り手が不利になる分、借り手を見つけるのも大変で、それだけ登録物件数も少ないのはしょうがありません。
ですがリタイア民として自由で身軽な立場なら、それを逆手に使えるわけです。
リタイア民の定期借家契約の活用方法
ということで、リタイア民である僕がこの定期借家契約を活用していかに賃貸料金を抑えて各地域(関西圏、九州圏、沖縄)を数カ月から1年程度で点々と住むことができるかを調べてみました。
もともと各地域の主要都市に住めば、そこを拠点に周辺地域への旅行も行きやすく、そんな気ままなリタイア生活を送りたいと(海外も含め)考えていたものです。
今回、賃貸物件の検索サイトで「定期借家契約」や「リロケーション物件(*)」として検索しました。
*リロケーション物件とは、オーナーが転勤等で短期的に不在となるものを貸し出す場合のものです。
今日は沖縄に絞って探したのですが、すると「すぐにでも住みたい」と思うとっても良いマンションが都心部に見つかりました。
相場も普通借家契約で出しているものよりもかなり割安です。
定期借家契約のリスク
今回みつけた定期借家契約の物件は2つのリスクがありました。
①途中解約ペナルティー
一般的には定期借家契約は途中解約ができません。
解約をしても残期間の家賃を払う条項が含まれていることが一般です。
それゆえ入居日や退去日はよいとしても見つけた物件の契約期間が2年縛りであるのがリスクです。
僕がもし沖縄にプチ居住するとしたら最大で1年なので、この2年契約では持て余してしまいますし、途中での解除が原則できません。
②礼金が定められていた
また、定期借家契約は比較的、礼金(契約当初に支払い、借り手に戻ることがない資金)の設定がないことが通常です。
ですがこの物件には敷金・礼金ともに設定がありました。
以上、途中解約や礼金などの懸念はありますが、こうした契約ごとは借り手の僕とオーナーの協議です。入居日や退去日、契約期間などは柔軟にオーナーに寄り添える分、そんな材料で交渉していくのが良いとは思います。
終わりに
少しばかり検索サイトで遊んでみた結果ではありますが、欲を言えば家具付きでインターネットも含まれているのが理想です。
ネットを個々に短期賃貸先に敷設すると、最低利用期間や途中解約ペナルティーが出るからです。万が一の時は、WIFIルーター(家庭に設置型)を利用すれば良いかもしれません。
また、実行するとなると、半年程度なら自宅(所有)はそのままにして、二重生活でも良いかもしれません。ですがさすがに1年以上となると悩むところです。
貸し手が別荘などの物件であれば、そこの家具をそのままに使わせていただき、半年から1年未満で賃貸するなどもWIN-WINで良いのかもしれません。
引き続き、住みたい地方都市を候補に検索をしながら、そんな将来像をどう実現するか、楽しい計画(妄想?)をしていこうと思います。
個人的には関西なら京都、神戸、広島あたりがいいですし(奈良もなかなか!)、九州なら福岡、長崎辺りがいいなと思っています。
でも東京を離れることはまだしばらくできそうにありませんが・・。
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