FIRE達成方法は2つあると思います。
最速最短でFIREを目指す(①最短FIRE)のと、愚直に長期的にFIREを目指す(②愚直FIRE)です。
最短FIREを目指す人は極端な節約やリスクある投資をして早期リタイアを目指し、一方で愚直FIREを目指す人は粛々と長期投資や節約などを組み合わせて早期リタイアを目指す人です。
*もちろん便宜的に2つに分類しただけで、実際はこの中間であったり、最短寄りor愚直寄りのグラデーションはあると思います。
そんな2つのFIRE達成スタイルについて個人的に思うことを綴ります。
最短FIREについて
最短FIREとして思い浮かべるのは20代や30代でセミリタイアをする人です。
仕事や会社に不満があって、一刻も早く早期リタイアをするため極端な節約をしたり思い切った投資をする人です。
とても自分の気持ちに素直で勇気ある行動と思います。
会社での人間関係やらルールが嫌いだとか苦手だとしても、自制したり工夫をして節約するのも才能だと思います。
その対極に消耗型サラリーマンがいると思います。
会社で言われるがまま仕事をして、文句ばかりを言って、稼いだ大半をストレス解消のため浪費する生き方ですが、それよりも最短FIREは生産的で建設的に見えます。
現にそうした生きざまをコンテンツとして情報発信し人気を得ている人もいるわけで、もうその時点である意味フリーランスとして自立した仕事をしているようなものですが。
個人的には、そんな生き方をできる人に魅力を感じます。
なお、世の中に「辞めることばかりを考えて仕事に生きがいを見つけないなんて」と否定する人もいますが、そんな世間の同調圧力や偏見にめげずにがんばって欲しいです。
愚直FIREについて
愚直FIREとして思い浮かべるのは40代や50代でセミリタイアや完全リタイアをする人です。
節約や投資を長年にわたって愚直に取り組む根気強いイメージです。
そんな愚直さも才能で、それを発揮する原動力があると思います。
会社に不満があって早期リタイアを目標としてたり、会社に不満はなくても一生を捧げて働く場所ではないともう1つの自分の生きる道を進む選択肢を作っておこうとする人(僕の場合はこちら)です。
会社に染まらず「自分の居場所」を持っているのは共通していると思っています。
会社の行事に一切参加せずに「ドライなポジション」を居場所に持つ人もいれば、会社の行事やルールも全部飲み込みながらも「言いなりにはならない」とのポジションもあります。
後者は理解されてにくいですが、人生の大半を会社で働く以上イヤイヤ過ごすより折り合いをつけて自分なりの楽しさを見い出して過ごすほうが楽(ラク)という発想です。
結果的に、愚直という道を突き進んでいける原動力は人それぞれあって、優劣もなければどのやり方が良いかは個人の好き好きや適性の問題だとは思います。
終わりに(FIREを目指す意味)
以上の通り「どんな形であってもFIRE(とくにFI=経済的自立)を目指すことは意義ある」と思っています。
それは蓄財するのが良いというより、蓄財で人生の選択肢を持っていることが良い(=楽しく生きやすい)ということです。
というFIを目指すか否かも個人の生き方の選択で人に強制するつもりも、FIを目指さないのが悪いという決めつけもしてはいません。
ただ、FIとはそういったものだというのは情報発信を続けたいと思っています。
頭っから「FIREなんて負け犬だ」と決めつけるサラリーマン至上主義者や事業家脳に洗脳された人の情報発信は違和感もありますし、「FIREが勝ち組だ」と他の生き方を否定するのも行き過ぎだと思います。
同調圧力やら息苦しさのない、自由で多様で楽しい生き方を追及したり応援される社会になれば、生きやすいのにと思います。
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