アーリーリタイア後は平日日中に行動するため老人の方と接することが多くなります。
すると「老人本人が意図しない迷惑」なるものもあちこちにあって、僕自身、老人問題をより身近に感じるようになりました。
世間ではクレーマーのレベルを越えた嫌がらせが「カスハラ」として社会問題になっています。
今日はそんなレベルまではいかないものの、とはいえやはり人には迷惑になる行動をしてしまう老人について綴ります。
商品を乱暴に扱う老人
僕の生活圏内にあるスーパーでは老人が割引恩恵を受ける感謝デーなるものがあります。
午前中から、老人同士が同窓会のように集まっては、買い物を楽しんだりあちこちおしゃべりを楽しむのは良いことで、お互いの近況報告(生存確認?)も兼ねているのでしょう。
ただ一方で買い物で見かけるのが、パンやらペットボトルを手に取って買うかとおもいきやポンと放り投げるように棚に戻したり、大福やらをやたらと強く握って戻したり。。。
触ったものを戻すのもイヤな感じなのですが、乱暴だったり破損っぽいことをするのはちょっと行き過ぎてます。
でもこれは認知症とかに関係するのかもしれません。
窓口で不必要に長いおしゃべりをする老人
同じように、僕が母親とともに薬屋で順番を待っていると、その前の老人が薬を受け取るときにものすごい長い時間のおしゃべりをしていることもあります。
薬の飲み方や注意点など処方されたものについて確認するのはしょうがないものです。
ましては耳が遠かったり理解が遅かったりで時間もかかることでしょう。
ですがいつのまにか薬の飲み方から「娘が・・・」と家族の問題やら出来事を話し出したり、どうも1つの話から次々とおしゃべりをしている老人もいます。
お店の人も困りつつも追い返せず対応するので、とても長く待たされることあがります。
終わりに
こんな感じで「老人ならではの身体的な問題や認知の問題」で本人は意図せずとも周囲に「迷惑」になってしまうシーンも多々あります。
2070年には65歳以上の高齢者率は40%となるので、日中のスーパーなども老人だらけとなるでしょう。
すると迷惑だらけか・・と考えるとそうでもないかもしれません。
あと50年も経つ頃には技術革新も更に進んで、今と違って買い物リストを担当ロボットに告げるとロボットが商品棚から運んできたり、窓口は対話型ロボットが説明員となり質問対応までしたりと、時代も変わるでしょう。
高齢者の迷惑も表面化しないかもしれませんね。
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