アーリーリタイアにつながりやすい業界や職種って!

2024-06-21

経済的自由・FIRE

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アーリーリタイアは個人の意思で実行するものですが、そんな個人の意思も、働く業界や職務から影響を受けていると思います。

業界や職務の特性で「アーリーリタイアにつながりやすい」といった傾向が強かったり、リタイアのモチベーションを生みやすいところがあると思います。

今日はそんなアーリーリタイアにつながりやすい業界や職種、ほか条件について、頭の体操を兼ねて考えてみました。

業界特有の事情でアーリーリタイアにつながる

業界で必要とされるその業界固有の知識やスキルなどがあります。

その知識やスキルは老齢になると獲得するのが困難だったりすることから、「もう限界だ、早くリタイアしたい!」なんて気になりがちな業界があると見受けられます。

幾つか思い当たるものを出してみます。

IT業界

IT業界は技術革新が日進月歩で起こります。

それゆえ特定分野の専門性を持っていても、そんな専門知識やスキルがすぐに陳腐化しやすい特性があります。

その結果、加齢によって、業界における技術変化やそのスピードに追従することがますます困難になります。

こうした業界では「もう周りについていけない」といった形でアーリーリタイア志向が高まってしまうことがあります。

ファッション業界や広告代理店

世の中のトレンドを敏感にキャッチし表現していくセンスが問われる業界の職種も大変です。

やはり高齢になるにつれそうしたトレンドに追従することが難しくなるからです。

若者をターゲットにしたファッション業界であったり、若者向けの広告宣伝を企画制作する広告業界などが思い浮かびます。

特にそうしたなかでクリエイティブな仕事を担当されるいわゆるクリエイターは、若い頃は最先端トレンドに触れて実績をあげられても、高齢になるにつれてそれが難しくなります。

すると「あの人は終わりだと言われたくない」といった防衛心も生まれてリタイアをしたいと思うことがあるのではと推測します。

高齢まで仕事がもたない職種

職種によっては、その集中力やハードさゆえに職種が短命になりがちなものがあります。

金融業界(ディーラー)

思い浮かぶのが金融業界のディーラーです。証券会社や銀行などで自社資金を使って株式、債券、為替などの取引を行ってリターンを追求するディーリング業務は、やはり仕事が短命だと聞きます。

競争が激しく、またパフォーマンスが重視されるため、過度なストレスや集中力を酷使することで、加齢とともに経験則を発揮できるというよりも、迅速な判断や俊敏な分析能力の限界で続かないというものです。

こうしたディーラーはリタイアをして個人投資家としてゆるくセミリタイア生活を送れたりしそうです。

ゲーム開発者

ゲーム開発も若い世代の嗜好やトレンドに敏感であったり、またその奇想天外な発想やらも必要だったり、開発もスピードや集中力が求められたりと大変です。

ゲーム好きが高じて開発者になるというのも聞きますが、ましてはゲーム好きは引きこもってゲーム三昧をしたい欲望も強いことから、アーリーリタイアをしたくなる関係性が高いと思います。

ましてはそんなハードさと創造性が加齢によって低下するとなおさらだということです。

セミリタイアに繋がりやすい職種

既に前述のディーラーであったりゲーム開発などの職種は、個人として多額の資本を準備せず、個人投資家なりゲーム開発のフリーランスとして独立しやすいともいえます。

もしかしたら散々仕事で消耗してきたゆえにリタイア生活は対極なものにしたいという欲望のほうが強いのかもしれませんが、とはいえ仕事を通じて得られた経験や専門知識は独立して活かしやすいとの傾向があります。

他にも沢山あって、特定分野でのコンサルティング(人事、コーチング、ファイナンス等)からクリエーター(映像編集やらイラスト制作)、あるいは不動産業界で営業経験などがあれば不動産仲介業などで独立しやすいとか、職種によってはセミリタイアへの連続性が高いものがあるのだと思います。

仕事経験がセミリタイアに活かせるのならかなりFIREには有利であると思います。

終わりに

以上、頭の体操程度ですが、業種や職種などによって幸運にもアーリーリタイアにつながりやすいものがあると思い、考えた次第です。

そういう僕はIT業界だったので、技術者ではありませんが、それでも技術革新について理解をせずして仕事をすることが難しいことがあったので「もう技術革新にキャッチアップするのも限界!」なんて気持ちが生まれたこともありました。

そういえば、その逆もあります。

加齢で経験値が増して看板となったり信頼性が生まれたりする職種です。

例えば教師なども親御さんからすれば若い方よりは経験者のほうが「安心だ」なんて声はよく聞きます。

いやはや職種によっては加齢とともにますます仕事を辞めにくくなるものもあるのでしょうね。

アーリーリタイアを考えている皆さんも、ぜひご自身の置かれた業界や職務が「FIRE順風」か「FIRE逆風」か、そんな風向きチェックもいかがですか!



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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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