アーリーリタイアをするとその自由時間で思わぬ「お得な体験」をしたりします。
サラリーマン時間で動かないところに「お得ゾーン」があると感じます。
今日はそんな思わぬ「お得で上機嫌」な体験をしたことを綴ります。
スーパーでの買い物（通常）
僕はスーパーで買い物をするときは、商品が割引されるタイミング（曜日や時間）を狙って訪問します。
その割引パターンはほぼ決まっていて、自分の生活圏では
・サブであるスーパーＢは毎週ある曜日が「野菜類」が最安値デーを開催しているので、その時に多少の日持ちのする野菜は買っておく
・メインであるスーパーＡはその他の食材全般、売れ残りを処分する時間（主に夜）に定価の30％～50％引きで買う、
というのが一般です。
ここまでは、わりと節約家の方が共通して実施しているやり方だと思います。
スーパーでの特別な出来事
ですが先日、少し違った体験をしました。
雨が降っていたある日、夕方早めに鮮魚等を買いにスーパーに行ってみました。
すると鮮魚コーナーは専属スタッフがいて、氷を引きつめた上に鮮魚を並べ「今日のおすすめ」なる各種鮮魚を頑張って売りきろうとしていました。
これまでといえば、「早めの夕方」は混みがちですし割引も少ないと思っていたので、あえて避けてきた時間帯です。
そして普段僕が買っている鮮魚のパックは、そんなスタッフが売り切ることができずに残った鮮魚をパッキングして半額シールを貼ったものだというのも理解しました。
それと同じものを、既に夕方の時間帯に「おばちゃん」スタッフが半額にて売っていたのです。また、おそらく雨も降ってこの先の売れ残りも心配をしているのかきっと早々に半額をスタートしたのもあるのでしょう。
そんななか、僕の前にいたオジサンがサンマを数匹かっていました。
するとおばさんは、さんまを１匹、サービスだと言っておまけに包んでいました。
内心「わあ、このおやじ、お得じゃん」と思いつつ、今度は僕の番で、夕食のつまみに最高となりそうな「北海道産の活きホタテ貝」やら「新鮮な魚」を指さして様子をみました。
するとおばちゃんは笑顔で「おにいちゃん、サービスで１つおまけにいれるよ」と、なるべく大きなホタテ貝を厳選して２つ選んで、さらに１つをサービスしてくれたわけです。＊「おにいちゃん」という発声もリップサービスですが。。。
主婦や主夫の気持ちがわかる
そんな「半額＋人情でのおまけの大きめのホタテ貝」という思わぬ頂き物をしたことで、なんともいえない嬉しい気持ちになりました。
日頃は値札の貼られた商品ばかりを追いかけているのでなおさらです。
そもそもサラリーマンの頃は、いくら早くスーパーに来たとしてもスタッフが帰宅した後の時間帯でしかないので、これはリタイア生活ゆえの体験なわけです。
きっと世の中の主婦さんや主夫さんなどは、こうした体験で機嫌良くなって自宅で料理をするのでしょうね。
ずっと以前、自宅に帰ったら妙に機嫌が良かった元妻のことを思い出し（別に懐かしいとかではなく、あくまでなぜ上機嫌だったかがわからなかったので）、そんな理由が世間の主婦さんや主夫さんを上機嫌にさせてる１つの理由なのだと思った次第です。
終わに
ということで、なんとも些細な体験ですが予想だにしないことは嬉しいものです。
なお、お金に換算したら100円程度のサービスをしてもらったわけで「その程度で喜ぶの？」と冷ややかに思われる方もいらっしゃるでしょう。
たしかに「その程度」ですが、安く喜べる人間で良かったのかもしれません。
それと、今の自分が「アーリーリタイアをして心に余裕がある状態」ゆえの相乗効果もあるのでしょうし、またそれ以上に「人から受けた暖かいサービスゆえの喜び」が大きいと思います。
だってこれがポイント１００円分だったらここまで上機嫌にはなりませんからね。
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