7月7日、よりによって七夕の夜に大失敗を見つけてしまいました。
1年以上ログインをしていなかった某ホテルの会員サイト(複数)にログインをしてみたのです。
するとIHGホテル&リゾーツ(インターコンチやホリディイン等)とマリオット系(マリオット、シェラトン、リッツカールトン等)の2つのグループのポイントが「ゼロ」になっていました。
実害は合計で約4万円です。
これ、お金の問題だけでなく、多重の意味で悲しくなってしまいました。
織り姫と彦星だってきちんと1年に1回会う訳で、僕は年1回すらログインしなかった報復なのでしょう。
この悲しい思いはリタイアとも関連するので、それを今日は綴ります。
ポイントは使っていればいいのに・・
まず、ホテルのポイントを維持するのは難しいものではありません。
ポイントを使えばその時点を起点にまた1年とか2年間、ポイントが有効になるわけです。
なので「貯めないとポイント維持できない」なんて難しいハードルはありません。
にもかかわらずポイントをずっと放置してしまったために失効したわけです。
こうなると「なんで使うだけのことができなかったのか!」と、自分に腹立たしく悲しくなるのです。
時間があるのに失効管理ができなかった
そんな簡単な使い勝手でポイント維持できるというものにも関わらず、リタイアで時間があるのにみすみす失効したわけです。
なにしろ僕はブログでも「リタイア生活は時間が豊富にある」、「タイムリッチだ」なんて散々書いておきながら、ポイント管理すらできていない・・・ってかなり幻滅です。
これがまだサラリーマン時代なら「仕事で忙しかったからしょうがないや」なんて言い訳を自分に言い聞かせられますが、リタイアで時間がある以上、こんなミスをするのは言語道断です。
という意味ではかなりダメージが大きいのです。
エアラインのマイルは無期限なのに
また、旅行関係では外資系の航空会社のマイルも以前からずっと持っているのですが、UAにしろDeltaにしろ、マイルの有効期限は無期限です(アメリカン航空は例外)。
そうした「無期限のもの」とホテルのように「期限ありのもの(貯めても使ってもその時点から延長)」と混在しているわけです。
自分のなかでその区別がはっきりできておらず、てっきり無期限に延長されていくものだと誤解していたのも大きなミスです。
失ったものをFIRE換算してしまう
ということで、こうした4万円相当をみすみすどぶに捨ててしまったようなものですが、これをFIREの4%ルールで稼ごうとしたら、100万円の資金をもって1年間4%で運用しないといけません。
なんてついつい資産換算してしまうと、余計に悔しくなるものです。
とはいえミスが許されるゆるい世界
とはいっても、もしこれがサラリーマン時代で、プライベートのポイントではなく、例えば仕事における発注ミスとかであったならば責任が伴ってきます。
そういえばどこかの学校の先生がプールの水を出しっぱなしにして数十万円の水道代が余分にかかり、それを校長先生と担当の先生が負担するとかしないとか、といったニュースがありました。
僕の場合はミスを犯したといっても自分の私生活の影響程度なので、その点は気楽なものではあります。
終わりに
昨今は旅行関係からクレジットカード、スーパーのポイントからレストランのポイントまで、管理って本当に面倒だったりついつい忘れて失効してしまいますね。
ちなみに日本国内のポイント市場全体の規模は2兆円以上に達しているとされていて、一般的にはその10〜30%が失効していると言われています。
つまり年間、数千億円規模のポイントが毎年失効しているわけです。
やはりマネーフォーワードMEとか自動管理アプリを使って失効前に自動的に通知を受けて対処するのが必要ですね。
と、せめて彦星君をみならい年1回はマメにログインしようと天に誓った7月7日でした。
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