サラリーマンを辞めて完全リタイア生活を送っていると「なんで働かないで生活できるの?」といった疑問を持たれることが度々あります。
通常は、投資とかちまちま貯蓄したんでしょ、という連想になるわけですが、それが時には「度が過ぎる誤解」であったりします。
今日はそんな「働かずに生活できる理由」として僕が受けた誤解のトップ3を綴ります。
第3位-宝くじが当たったんでしょ
まあこれはジョークでもあり「もしや」と思われて質問されたケースです。
「宝くじで1億円当たったんじゃないの?」というものです。
確かに1億円以上の宝くじの高額当選は年間で284本(*)のようです。
*宝くじ公式サイト、令和3年度実績
身近なところに当選者がいるかもしれないと思う人がいても不思議ではありません。
なお、そんな質問をする人は実は本人が密かに「宝くじが当たったら仕事を辞めてやる」と思っているのかもしれませんね。
その人が突然リタイアしたら「宝くじ」かもしれません!
第2位-遺産相続をしたのか
これは僕の年代にはありがちなことかもしれません。
両親が高齢となる年代なので「遺産相続」という事案も周囲でもよく聞きます。
僕自身、リタイア前後で経験をしましたが相続金は微々たるもので自分の資産勘定に含めていません。(相続放棄が諸事情でできずお金はご本人の事後の諸々で支出済み)。
親に資産がある場合はその流れで「FIRE確定」もあるでしょう。
なぜなら高齢者は資産が多めですし、さらに東京在住の場合、親がマイホームを持っているとかなりの値段がついていることもあります。
遺産相続による完全リタイアのパターンはこれから増えるかもしれません。
第1位-会社で悪いことをしたな!
これはジョークっぽく話すものですが「会社で悪いことをしたな!」というものです。
世の中、金融機関では勤務者が顧客の預金をこっそり引き出したりする犯罪がありますね。
非金融の会社では、例えば調達部門や発注の役割を担っている場合に、取引をするかわりにバックマージンを得るというのもあります。
それらは横領という犯罪なので手は出しませんから。。
というか、そうした犯罪をするのは例えば愛人がいて遊び金が必要とか、博打で借金をかかえ返済が必要とか、なんらかのドロドロした事情が絡んでいる場合が多いものです。
なので「リタイアするために犯罪をする」というのはさほど事例もないのではと思います。
そんなリスクを取るならよっぽど全資産を投資してみるほうが良いわけですからね。
終わりに
以上、50代の完全リタイアをみて変な連想をされるパターンをあげました。
40代やら30代での完全リタイアだとこの比ではないぐらい誤解を受けるかもしれませんね。
ちなみに僕の息子が小さいころ「そのカード(クレジットカードのこと)があるのになんで働くの?」と僕に質問をしてきました。
クレジットカードを使えば何でも買えるし、焼肉も回転寿司をたらふく食べてもお金を一切払わないので「カードがあれば働かなくても生活していけるから大丈夫だよ」と誤解をしたようです。
皆さんもクレジットカードを持ってリタイアしましょう!
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