今日(8月2日)の日経平均株価は2216円の下げ幅でブラックマンデー以来史上2番目の大暴落となりました。
ちなみに終値で過去最大の下げ幅を記録したのは1987年10月20日の3836円で、米国株が暴落した「ブラックマンデー」の翌日でした。
とはいえ今日の下げ幅は下落率でみれば5.81%なわけで、やはり1987年当時の2万円台からの3836円下落(下落率14.9%)のインパクトを考えるとまだ少な目ではあります。
それでも朝からきっと世間はざわついたと思います。
そこで、もし今日、まだ僕がFIREをしていなくて会社に出勤していたらどのような日になったかを想像してみました。
警戒で休む人や午前からやたら離席する人
今日の下落は相場が始まる前からある程度想定できました。
日本のマーケットが開く前から既に米国株価は下落し、円高が急速に進行し、日経先物も相当下げていました。
もし僕がまだリタイアをしておらず会社に出勤していたら、きっと朝から2つの怪しいグループが目に入ると思います。
①日頃元気な人が体調不良で休む
まず、とても風邪をひくとは思え元気な人が朝から「今日は体調が優れないので1日おやすみをいただきます」というメールが飛び込んできたでしょう。
もちろん、僕も株式比率が高かったある頃にこうした恐怖指数がぐっとあがるようなリスクオフとなると心も穏やかではなく「今日は市況が優れないので1日おやすみをいただきます」と心で唱え手で違う漢字を書いて送っていたかもしれません。
まさか世の中、誤爆している人はいないと思いますが。。
②やたらと離席をする人がいる
同じように、出社はするものの9時直前に突然トイレに引きこもりしばらく戻らない人や、パソコンに向き合いながら手元のスマホと睨めっこしている人もいたかもしれません。
あるいは営業系の人は会社の共有スケジューラーに「クライアント先に直行」と書き込まれていて、しかもそれが、昨日は聞いていなかった予定が急に入っていたりするかもしれません。
会社のパソコンからオンライン取引サイトにアクセスすると「業務に関係ないサイトにアクセスしています」といった警告が出たり、アクセスの履歴も残るので席を外したり外出しありでスマホ頼りとなるはずです。
まさかあの人も
そういうなかで、誰が投資しているか、あるいはFIREを目指しているかもわかってしまうかもしれません。
なにしろずっと今から10数年以上前は職場での雑談で株式投資の話題はほぼ出ませんでした。
それが「企業型確定拠出年金」が導入され誰もが投資をするなかで職場の雑談では株式投資の話題もぼちぼち出るようにはなったものです。
その頃からどうも距離をとって会話に入ろうとしない人がいたりして、ガチで投資をしてかつFIREを考えていたりする人ゆえ、なるべく動きを悟られないよう行動制御していたのかもしれません。
今回はそのような人物が黒か白かを判別できる日となってしまいます。
きっと朝9時前からソワソワし、次第にウロウロし、しばらく離席して帰ってこなければ「黒」ということかもしれません。
終わりに-山あれば谷もある
今日はこんな想像をしてみました。
僕自身、会社も辞めてしまいこうしたざわつきを直接職場で感じたり周囲で感じることもありませんし、投資仲間もさほど動じている様子もありません。
ただ、昨今の円高&株安によって投資中資産がじわじわと目減りしていて気分は軽くはありません。
サラリーマンの方も夏休みを前にしたせっかくの金曜日、気分はTGIF(Thank God It's Friday)となるはずがなんとも重たいブラックフライデーになったと存じます。
しばらく下げ続ける様相にも見えますので来週早々から再び相場を見守るしかありませんね。
さて、来週月曜日の朝9時直前の職場で「だるまさんが転んだ」と大声で叫んでみてください。
それでもスマホを手に移動する人をみたらそれはきっと「同胞」なので捕まえちゃうしかないですね。隠れFIRE軍の一味にしちゃいましょう。
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