今の完全FIRE生活には満足しています。
リタイア直後の解放感も、その後じわじわと感じる自由な日々も、暇を持て余さず活用できていますし、会社員に戻ることは無いと感じます。
ですが世の中に「絶対」は存在しません。
そこで5つの「完全FIRE生活から撤退して仕事に戻りたくなる可能性」を検証しました。
その5つとは、
①生活が暇で仕事に戻りたくなる、
②孤独を感じて仕事に戻りたくなる、
③成長の機会を欲して仕事に戻りたくなる、
④世間体を保つために仕事に戻りたくなる、
⑤社会的義務のために仕事に戻りたくなる、
です。
それぞれみていきます。
生活が暇で仕事に戻りたくなる
暇と言うのは完全リタイア生活で「時間を持て余す」ということです。
ですがどう考えても時間があればやりたいことが多々あります。
暇になるということはありえません。
例えば、旅行、習い事、スポーツ、ほか映画や読書、友人との付き合い等々です。
これらは「やったら飽きる」という類いのものでもなく、やればやるほど新しいもの、関連することが広がってしまうからです。
孤独を感じて仕事に戻りたくなる
孤独とは他人とのつながりが欠如したり精神的に孤立したと感じることです。
僕にとっては家族、友人など人間関係はあるので「つながり」が欠如することはありません。
孤独というか1人時間も好きなので孤立感やらも感じないと思います。
万が一、つながりが欠如しても会社で働くことで補おうとは思いませんし、だったら趣味サークルやボランティアに参加するでしょう。
ということでつながりを作ったり孤独感を埋めるために会社に戻って働く可能性はありません。
成長の機会を欲して仕事に戻りたくなる
長年の仕事生活を送るなかで新しい知識やスキルをつけてきました。
そうした「成長」は意義あることだと実感しています。
だからといって完全リタイア生活を捨てて仕事に戻り「成長の機会」をじゃんじゃん模索するかといえば、割が合わないと感じます。
そもそも成長というのは会社生活だけでなくリタイア生活でも作れます。
リタイア以降、仕事ジャンルとは関係のないスキル(料理、語学等)、仕事に関係のない資格(船舶、観光、天文・・)などを取得し、これまでにない仕事以外の知識やスキルはつけてきました。
成長の機会はリタイア生活のなかでも沢山存在するゆえ、FIRE生活を撤退することはありません。
世間体を保つため仕事に戻りたくなる
世間体とは、他人や社会が自分をどう位置付けたり、評価したりするかについての関心を指しています。
それゆえ「会社」やら「肩書」というアイデンティティー欲しさに仕事に戻り、世間体を保つということです。
今の僕にはそもそも他人や社会から評価されることを求めませんし、会社勤めをして体裁を整えようとも思いません。
今の完全リタイア生活だって1つのライフスタイルです。
それをより良く送る知識やノウハウ、経験値も少しずつできました。
社会経験という意味では前職で十分に糧になっているので仕事に戻って体裁を保つ必要は感じません。
社会的義務のため仕事に戻りたくなる
今も同世代が仕事をし納税をしたり会社を通じて社会貢献をしているのは事実です。
また国民の3大義務にも「勤労」や「納税」が入っているわけです。
だからといって会社に戻るべきだとは思いません。
リタイア後、それなりに災害や社会問題の解決に関連した寄付をしてきました。
税金として納めて社会生活を良くすることも、自分がそうした必要な箇所に直接支援することも基本は同じだと思っています。
それに労働による所得税は払っていないだけで、僕自身は「消費税、自動車税、ガソリン税、住民税、固定資産税、都市計画税、酒税・・」など払っているわけです。
所得税はこれまでの30年の勤務を通じてそれなりの額を収めたとは思います。
なので国民の義務として会社に戻るという可能性も感じません。
終わりに
以上、「完全FIREから撤退して仕事に戻りたくなる」という可能性5つを検証しました。
その5つとは、①生活が暇、②孤独を感じる、③成長の機会を欲する、④世間体を保つ、⑤社会的義務のため、というものでした。
もちろんどの理由でも仕事に戻る可能性はいまに自分にはありません。
もし僕が40代前半とかでリタイアしていたら、会社に戻って得たいものがあったかもしれません。
ですが50代リタイアという年齢ではもはや会社も自分を選びませんし自分も仕事を選ばない、そんな「不動なるFIRE」になると感じます。
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