サラリーマンのサイクルは月曜~日曜日という1週間でできています。
それに対しリタイア民は「毎日が日曜日」といった例えもあります。
ですが完全リタイアから2年が経つ僕にとってその曜日感覚の例えは違います。
というか曜日サイクルもありません。
今日はそんな「曜日サイクルに替わるリタイア民の黄金サイクル」を綴ります。
曜日感覚は無くなる
まず、完全リタイア生活を送りだすと誰もが経験するのが「曜日感覚が無くなる」です。
僕の場合も曜日を意識するのはテレビ番組をみて「今日は〇曜日」とか、家族や友人との予定があって「〇曜日」と覚えるぐらいです。
ちなみに曜日に対する好き嫌いもサラリーマンとは真逆になります。
月曜日が来るとスーパーや街中も空くので「嬉しい」と感じますし、金曜日の夜は逆に週末の混みがあって嫌だと感じます。
リタイア後はサラリーマンの頃とは真逆の感覚になるのです。
楽しい計画が基準になる
そしてサイクルとしてもサラリーマンの頃のような「1週間」という曜日ベースではありません。
完全リタイア後は曜日ベースから「楽しいことベース」になります。
楽しいこととは、どこかに旅行する予定であったり何かの約束だったりです。
したがって「この楽しい予定が終わったら次は〇〇の楽しい予定がある」といった「楽しいから楽しいの連続」になるのです。
サラリーマンの頃の誤解
こうした「楽しいから楽しいの連続」と聞くと「楽しいことに慣れてしまって新鮮さがない」といった否定的な意見が出るかもしれません。
なぜならサラリーマンの典型が「楽しい予定が待ち遠しいから今の苦しい仕事を耐えられる」とか「苦しい仕事の後だから楽しい予定が楽しさ100倍に引き立つ」と思うからです。
ですがこれは「誤解だった」と気が付きます。
なぜならにサラリーマンの頃に楽しいことをしていても「これが終わったら仕事か・・」と嫌なことを思い浮かべてしまうからです。
すると楽しさ100倍ではなくて目減りしてしまいます。
ところがリタイアすると「この楽しい予定が終わってもまた次の楽しい予定が待っている」といった繋ぎ方で楽しさが持続されます。
そして「こんな日がずっと続いたらいいなあ~」といった感謝や嬉しい気持ちが生まれ、それを「心が平穏だ」と捉えられるのです。
苦しいことがないから平穏があるというより、楽しいことの連続する間に平穏がある感じです。
終わりに
以上の通り、完全リタイアをすると曜日感覚も失い、曜日サイクルも無くなり、楽しい予定と楽しい予定の連続サイクルが支配するようになります。
それが心の平穏を作り出す仕組みです。
そして不都合な真実とは「辛いことがあるから楽しいことが引き立つ」というサラリーマン脳の無理な解釈であって、「楽しいことのあとに別の楽しいことがあるから、なおさら楽しい」という単純な真実があるだけだと思います。
なので、誰でも、楽しいことがある人や作れる人は、リタイア後にはそんなサイクルで心の平穏を感じることができると思います。
*個人的見解です
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