2024年9月末時点の金融資産の定期分析です。
円高の進行で9月末の資産はやや減少です。
とはいえ、まだリタイア時の資産よりは少し上回っているというのが現状です。
金融資産の推移
リタイア後の最高値を記録した7月から資産は毎月下落しています。
2024年9月末は103.2%(対リタイア時点)の着地です。
〇対リタイア時の比率:103.2% (対前月比:- 0.9%)
〇ドル適用レート:142.48円/ドル (対前月比:-3.65円/ドル; 旧レート:146.13円/ドル)
〇ポンド適用レート:191.04円/ポンド (対前月比:- 0.84円/ポンド;旧レート:191.89円/ポンド)
色別の構成比の推移としては青(安全資産)が減少し赤(株式投資等)が膨らんだのは、8月および9月の株式市場の大幅な下落時に株式購入があったためです。
金融資産の構成
2024年9月末時点の資産の構成別のスナップショットです。
通貨別(円グラフ左)
円高で外貨建て資産が減っているとはいえ円建51%、外貨建て49%の比率のまま変化はありません。
資産種別(円グラフ中央)
リスクとしては安全資産が多めで、低リスク、高リスクと少しずつ比率が減少しています。
ですが全体としては3均等配分に近くなってきています。
安全資産=38%、低リスク資産=31%、高リスク資産=28%
リスク別(円グラフ右)
金融資産のうち元本保証資産(=外貨建て年金保険や社債など発行体リスクや為替リスクはあるが満期まで持てば投資通貨ベースで元本保証されるものは含む)が69%を占めています。
終わりに(課題)
以上、資産推移と構成についての定点観測の結果です。
最近は株式比率を少しずつ上げていますが、とはいえ急激な買いを入れてるわけでなく、リスク別構成として緩やかな変化(リスク比率が徐々に膨らむ)になってはいます。
月1回実施する定点観測は、こうした「現状のまま推移」ということを確認するだけで十分と思えます。