僕にとってアーリーリタイア生活の理想というのは、一切のストレスがなく、心穏やかに、楽しく、感性豊かに過ごせることです。
それはサラリーマン時代とは対極の心境です。
こうした理想の状態を保つうえで必要だと思うものが5つあります。
その5つとは、①健康、②時間、③お金、④家族や仲間、⑤生きがい、です。
それらがなぜ重要か、またリタイア生活でそれをどう捉えているかを今日は綴ります。
健康の重要性
心身ともに健康であることがリタイア生活ではとても大事です。
リタイア生活は有り余る時間と自由があるので、それを有意義に使うには「自己管理」が必要です。
適度に体を動かしたり、物事を前向きに考えたりといったことは、心身の健康を損なっていては難しいものです。
またリタイア生活は極めて「自分軸」で動くことになります。
自由な時間を使って何をするか、自分で自由に決めらられるからです。
それだけ「ライフスタイル」は自分自身にのしかかっているので、やはり日々、食事を美味しく食べられ、楽しいことを楽しいと感じ、新しいことにも取り組もうといった気力を持つことにつながる健康は必須です。
そのためにリタイア生活でもストレスを溜めず、毎日のジム通いや趣味のスポーツで健康維持は留意しています。
時間とお金の重要性
そして「時間とお金」といったセットも重要になります。
健康と同様、人間にとって大事なことは「自分で人生をコントロールできること」だと思っています。
コントロールというのは、リタイア生活でやりたいと思ったことをやれること、やりたくないと思うことをやらないで済むことです。
会社生活ではそんな単純なこともできません。
休暇を取ることでさえ自分の都合より仕事を優先してスケジューリングしていましたし、気が進まない飲み会だって行かないわけにはいきません。
自分の意思決定は会社のコントロール下にあったわけですし、コントロールができないゆえストレスを感じていたからです。
それゆえリタイア生活で「時間とお金」をセットで持つことで、自分でやりたい事の選択肢を作ったり、最終的に「やる」も「やらない」も自分で意思決定できるのです。
「時間とお金」は理想のリタイア生活を創るうえで欠かせません。
家族や仲間の重要性
そして家族や仲間も重要です。
個人差があるかもしれませんが、僕の場合はやはり自分の居場所であり存在価値というのは、そうした家族や仲間との関係性から生まれます。
自分1人でも十分に楽しかったり満足できたりはしますが、やはりそうした楽しさや満足なども共有したり一緒に体験できる相手がいることもとても大事だと思っています。
いまこうしているのも家族の支えがあったり恩人や友人の助けがあったうえでもあるので、できる限りの恩返しはしたいものです。
生きがいの重要性
そして生きがいも重要です。
健康も、お金も、時間も、家族や仲間がいたとしても、それらが自分を活性化させるものでもありません。
やはり自分が自分らしくいるために、自分自身を支えたり奮闘させるような生きがいが必要です。
生きがいといっても大層なモノではなく、僕にとってはやはり趣味であったり探求心です。
旅行をしたり、食事やお酒を味わって感動したり、スポーツを楽しんだり、友人と語り合ったり、家族を労わったりなどです。
生きがいが感性を豊かにすると思います。
終わりに
以上、アーリーリタイア生活を送るなかで僕が個人的に重要だと感じているのが、①健康、②時間、③お金、④家族や仲間、⑤生きがい、というものです。
なお、健康・時間・お金という3点はアーリーリタイア生活でのインフラです。インフラゆえ重要さを日々感じにくいものですが、ひとたび不足するととても困るライフラインといったものです。
そして生きがいがあることで自分が自分らしくいられ、それが家族や仲間との関係性を健全に維持する原動力にもなります。
FIREから2年が経過し、こうした5つをバランスよく揃えることが自分の理想の生活につながると実感でき実践していることが、お金とお金以外のもので作った「お金で買えない価値」だと思うようになっています。
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