リタイア後に仲良しだけの人間関係となる弊害

2024-10-14

アーリーリタイア生活

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リタイア後の大きな変化の1つが「人間関係」です。

会社を通じて築いていた人間関係は自然淘汰され、会社の利害を超えてつきあえる人がリタイア後も関係が続きます。

その結果リタイア後は、学生時代からの①同窓、趣味関係などの②旧友、それと③元会社、そして④独身となって以降の友人(新しい友人)、といった4グループになります。

4グループに共通するのは居心地が良い仲間ばかりで、嫌いな人とはつきあいません。

こうした「仲良しオンリー」の人間関係を送ることの弊害を考えました。

結論は「仲良しオンリーの人間関係は少し弊害はあるが、それを補う方法もあるし、補うことでメリットが大きい」ということになります。

今日はこれを綴ります。

仲良しオンリーの人間関係の弊害

仲良しオンリーの人間関係を送る弊害は多々考えられますが、大きく分けると、①多様性の欠如、②人間関係の限定化、に収れんされると思います。

多様性の欠如

仲良しだけのつきあいだと異なる考え方に触れることが少なくなり、多様性が欠如するイメージがあると思います。

具体的には新しい視点ができない(視野の狭さ)、個人の成長を阻害する、柔軟な思考ができなくなる、といった弊害です。

ですがリタイアした実態は違いました。

仲が良いことと多様性はやはり別物です。

実際、同窓も旧友も社会では様々な道を歩んでいますし、40代後半(離婚後)に知り合った友人も職種や出身、学歴や趣味などバラバラです。

同窓は全国各地に散らばって社会で歩む道は違いますし、最近の友人(東京生活で知り合った人)は地方出身だったり多様なバックグラウンドです。

それに比べると、会社の人間関係のほうが同類ばかりで企業文化的にも多様性がありません。

それゆえ会社を辞めたからといって多様性が欠如することもないというのが僕の所感です。

人間関係の限定化

仲良しだけの付き合いに終始すると人間関係が限定化されてしまうと思う人もいるでしょう。

するとその人間関係がマンネリ化したりトラブル時に解決が難しいとか、新たな人間関係を築くのが難しいといった閉鎖性という弊害が起こりえます。

ですがリタイアした実態は違いました。

前述の1〜4(①同窓、②旧友、③元会社、④独身となって以降の友人)の人間関係のグループは個々に独立しています。

自分から見て複数のグループがあるのでどれか1つに依存し閉鎖的になることもありません。

全般には「広く浅く」といった関係が多くなった気がしますが、1人でいる時間も多いリタイア後は、そんな緩い状態が良いのかもしれません。

ということで、リタイア後は人間関係が限定化されるという弊害は感じていません。

終わりに

以上、リタイア後に仲良しオンリーの人間関係だけを維持することで①多様性の欠如、②人間関係の限定化、といった弊害が危惧されますが、僕の場合は問題は生じていません。

自分の各友人グループと広く浅く付き合うことで、多様性も失いませんし人間関係が限定化されません。

よほど会社の同質だけの付き合いの方が閉塞的になるかと思います。

それに30年のサラリーマン生活で十分に嫌いな人とも付き合う受容力は鍛錬されてしまったので(本当に変な人も嫌な奴もいましたが)、リタイア後は広く浅くでも狭く深くでも、各自が居心地よい状態を求める在り方で良いのだと思います。



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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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