闇バイトの手先?-電気設備安全点検の案内文

2024-11-04

アーリーリタイア生活

t f B! P L

住宅に押し入る強盗事件が最近多発しています。

その被害者が共通して「リフォーム業者等を装った不信な訪問者が以前あった」と述べています。

これは闇バイト強盗の事前の下見ではないかと言われています。

そうしたなか、僕の自宅に「電気設備安全点検訪問日のお知らせとお願い」といった文書が届いていました。

電力会社からの文書と思われるものには「法令に基づく4年に1度の点検」と書かれていながら、「ご連絡先」」の欄には無名(自分が知らない)業者の名前が書かれていました。

不安を感じながらも当日を迎えた際の対応について今日は綴ります。

なお、結論としてはこれは安全上の法定点検のようで詐欺ではありませんでした。

電気設備安全点検訪問日の通知文書

まず、この通知文書(下記)がポストに投函されていて日時指定で訪問する趣旨が記載されています。

不信に思ったのは「国に登録された下記の調査機関に委託して実施いたします。当点検では費用をいただくことはありません。」といった記述です。

闇バイトの下見であれば目的は住人の様子や屋内の様子を探ることです。それゆえこの文書のようにあえて「費用は発生しない」と強調したり「法定点検」と言って安心させてガードを下げさせているのでは?といった疑いを持ちました。

連絡先の電話番号も記載されていますが、こちらから電話をして「詐欺ではありませんか?」なんて愚問をしたところで当然「詐欺ではありません」と回答するでしょう。

そこで「電気設備・法定点検」とネットで検索したのですが、確かに電気事業法によって定期的な点検が「義務」と記載されています。ただこの案内がその「義務」による訪問なのかわからないので、とりあえず訪問を受けることにしました。

当日の対応模様

当日、指定された時間通りに作業服を着た男性が訪問をしてきました。

まず安心したのは「以前は〇〇年に点検しましたね」といった履歴を説明してくれたことです。

また「屋外の点検だけですが屋内はどうされますか?」とのことで、少し話をした結果、分電盤のところだけ確認をしてもらうことにしました。

屋外というのは自宅の入り口の横にある鍵のかかった内部の電気設備のことで、そこを点検したようです。結果「異常ありません」とのことで下記の結果表を貰いました。

分電盤もみてもらいましたがこれは自宅の入り口のクローゼット内にある設備で作業員は室内に上がり込むことはありませんでした。

もし闇バイトの下見だったら・・

もしこれが闇バイトなりの強盗事件の前準備で下見をする目的ならば、きっと屋内のほうにチラチラ目を向けたり、入口のドアの作りやら鍵の形状など気にしたりすることでしょう。

それに立ち話でも「いつも御在宅ですか?」「平日はお仕事で御留守ですか?」「お仕事大変ですね。週末はしっかりお休みを取られていますか」なんて聞きながら生活模様を探ることをするはずです。

そうした込み入った会話もなくあっさり点検も終わりました。

終わりに

やはり最近の強盗事件などもあって業者の訪問についてはこちらは警戒モードにはなります。

今回の「電気設備安全点検」というのは法定上の義務としてやるもので問題はありませんでしたが、何事にも慎重に隙を見せずに対応していかないと安心できない世のなかになってしまいましたね。

ふと、子供の頃に住んでいた東京下町の一軒家では玄関の鍵を開けっ放しにしていたのを思い出し、時代は変わったなと思った次第です。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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